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コラム

指の付け根が痛い原因とセルフケア

指の付け根が痛い原因は?ばね指・リウマチの見分け方とセルフケア

▼この記事の監修者

CUREPRO代表 阿部純治 柔道整復師

阿部純治(あべ じゅんじ)

柔道整復師(国家資格)・株式会社May-Plus代表

2011年に整体院を開業、2013年に株式会社May-Plusを設立。CUREPROブランドで首都圏(埼玉・東京・千葉)に10店舗を展開する代表経営者。日本大学法学部卒業後、中央医療学園専門学校で柔道整復師資格を取得。

指を曲げると付け根が痛い、朝起きたときに指がこわばる、指の付け根を押すと痛い、指を伸ばそうとするとカクンと引っかかる——。指の付け根の痛みは、パソコンやスマホ、家事、育児など手を使う場面が多い毎日のなかで、多くの方が経験する悩みです。「指の付け根が痛い」「人差し指の付け根が痛い」と検索する方が多いことからも、この悩みを抱える人の多さがうかがえます。

指の付け根が痛くなる原因で代表的なのが、ばね指(腱鞘炎)です。指の付け根には、指を曲げる腱が通るトンネル(腱鞘)があり、手や指を使いすぎると、この腱と腱鞘の間に炎症が起こって痛みます。ほかにも、関節リウマチや、使いすぎによる関節の炎症など、原因はさまざまです。とくに、複数の指が腫れて痛む場合は、リウマチとの見分けが大切になります。人差し指、中指、薬指、小指と、痛む指によっても背景が少しずつ異なります。だからこそ、まずは「どの指が、どんなときに痛むのか」を整理することが、正しいケアへの第一歩になります。

この記事では、指の付け根が痛くなる主な原因、曲げると痛い・伸ばすと痛い・複数の指が痛いといった症状別の見分け方、そして指の付け根の痛みと前腕・肩とのつながり、自分でできるケアと受診の目安までをお伝えします。指の付け根の痛みは、セルフケアで和らげていけるものと、医療機関での確認が必要なものが混在します。とくにばね指は放置すると引っかかりが強くなり、リウマチは早期の診断が大切なため、見極めが重要です。だからこそ、正しく見極めることが安心につながります。

指の付け根が痛い主な原因

指の付け根が痛む主な原因のイメージ

指の付け根が痛くなる背景には、腱の炎症や、関節の病気など、いくつかの原因があります。使いすぎでじわじわ痛むものが多い一方で、関節の病気が関わるものや、ぶつけて急に痛むものもあり、性質はさまざまです。まずは代表的なものを知って、自分の痛みがどれに近いかを考えてみましょう。痛む指や、痛みの出方、複数の指かどうか、朝と日中でどう変わるかが、原因を絞り込む手がかりになります。

ばね指(腱鞘炎)

指の付け根が痛い原因で最も多いのが、ばね指です。指の付け根には、指を曲げる腱(屈筋腱)が通る「腱鞘」というトンネルがあり、手や指を使いすぎると、この腱と腱鞘の間に炎症が起こります。すると、指の付け根に痛みや腫れ、熱っぽさが出て、曲げ伸ばしがスムーズでなくなります。進行すると、指を伸ばそうとしたときにカクンと跳ねる「ばね現象」が起こり、さらに悪化すると指が曲がったまま動かなくなることもあります。親指・中指・薬指に多く、朝に症状が強く、日中に使っているうちに軽くなるのが特徴です。パソコンやスマホ、家事、編み物やピアノなどの手作業をよくする方に多く、女性、とくに更年期や妊娠・出産期の女性に多いのも特徴です。これは、女性ホルモンのバランスの変化が関わると考えられています。糖尿病やリウマチのある方にも起こりやすいとされています。

関節リウマチ

複数の指の付け根が左右対称に腫れて痛み、朝のこわばりが続く場合は、関節リウマチの可能性があります。関節リウマチは、免疫の異常で関節に炎症が起こる病気で、指の付け根や指の関節に強い痛みと腫れを伴います。痛みは朝に強く、関節の動きが制限されることもあります。手の指の付け根の関節や、指の第二関節に出やすく、左右の同じ指に症状が出るのが特徴です。進行すると関節の変形につながることもあるため、早期の診断と治療がとても大切な病気です。思い当たる場合は早めに受診しましょう。血液検査でリウマチの反応を調べることで、診断が進められます。

使いすぎ・変形性の関節炎

特定の指の付け根を、繰り返しの動作で使いすぎると、関節や周りの組織に炎症が起こり、痛むことがあります。また、年齢とともに関節の軟骨がすり減る変形性の関節炎で、指の関節が痛んだり変形したりすることもあります。指の第二関節や第一関節がふくらんで変形するものもよく知られています。手をよく使う仕事や家事、スマホの長時間使用、編み物や楽器の演奏などが背景になることが多いものです。同じ動作を繰り返す趣味や仕事を持つ方は、特定の指に負担が集まりやすくなります。

突き指・骨折・痛風など

指をぶつけたり、突き指をしたりした後に強く痛む場合は、骨折や靭帯の損傷が考えられます。腫れやあざを伴うこともあります。また、突然赤く腫れて激しく痛む場合は、痛風などの可能性もあります。これらは医療機関での確認が必要です。

主な原因 特徴的なサイン
ばね指(腱鞘炎) 曲げ伸ばしで引っかかる・朝こわばる・押すと痛い
関節リウマチ 複数の指が左右対称に腫れる・朝こわばる(受診を)
使いすぎ・変形性の関節炎 特定の指が痛い・関節の変形
突き指・骨折・痛風 ぶつけた後・突然赤く腫れる(受診を)

阿部純治

指の付け根の痛みは、使いすぎによるばね指がとても多いです。ただ、複数の指が左右対称に腫れて朝こわばる場合は、リウマチのこともあります。リウマチは早めの診断が大切なので、気になるときは自己判断せず受診してくださいね。

症状別|曲げると・伸ばすと・複数の指が痛いの見分け方

指の付け根の痛みを症状別に見分けるイメージ

指の付け根の痛みは、「どの指が、どんなときに痛むか」に注目すると、原因を見分ける手がかりになります。あなたの痛みがどのパターンに近いか、確かめてみましょう。

曲げ伸ばしで引っかかる・カクンとなる

指を曲げ伸ばししたときに、付け根が痛む、引っかかる感じがする、カクンと跳ねるという場合は、ばね指が考えられます。朝起きたときに指がこわばって動かしにくく、日中に使っているうちに軽くなるのが特徴です。指の付け根の掌側を押すと痛みがあり、進行すると指が曲がったまま伸ばしにくくなります。無理に強い力で伸ばそうとすると、かえって炎症が強まることがあるため注意が必要です。手や指を使いすぎている方に多く、放置して悪化すると、指の関節が動かしにくくなる「拘縮」につながることもあるため、引っかかりが出てきたら早めのケアが大切です。

複数の指が左右対称に腫れる・朝こわばる

複数の指の付け根や関節が、左右対称に腫れて痛み、朝のこわばりが長く続く場合は、関節リウマチの可能性があります。ばね指が特定の指に起こりやすいのに対し、リウマチは複数の指や両手に出ることが多いのが特徴です。朝のこわばりが30分以上、あるいは1時間以上続くような場合は、とくに注意が必要とされています。関節リウマチは進行すると関節の変形につながることもあり、早期の診断と治療がとても大切です。思い当たる場合は、早めにリウマチ科や整形外科を受診しましょう。

ぶつけた後・特定の指だけが痛い

指をぶつけたり、突き指をしたりした後に、特定の指の付け根が強く痛む、腫れる、あざができるという場合は、骨折や靭帯の損傷が考えられます。この場合は、無理に動かさず、早めに整形外科を受診してください。突き指を軽く考えて放置すると、あとで動かしにくさや変形が残ることもあります。また、突然一本の指が赤く腫れて激しく痛む場合は、痛風などの可能性もあります。痛む指が一本か複数か、ぶつけたきっかけがあるかどうかが、見分けの手がかりになります。

症状・状況 背景に多いもの
曲げ伸ばしで引っかかる・カクンとなる ばね指(腱鞘炎)
複数の指が左右対称に腫れる・朝こわばる 関節リウマチ(受診を)
ぶつけた・突き指の後に痛い 骨折・靭帯損傷(受診を)
一本の指が突然赤く腫れる 痛風・感染など(受診を)

阿部純治

見分けの大きなポイントは「一本か、複数か」と「引っかかるか」。特定の指が引っかかるならばね指、複数の指が左右対称に腫れて朝こわばるならリウマチを考えます。リウマチは早期診断が何より大切なので、迷ったら受診を優先してくださいね。

整体の視点|指の付け根の痛みは「前腕〜肩の使い方の結果」

ここからは、CUREPROが構造改善型整体として大切にしている考え方をお伝えします。ばね指の腱鞘炎やリウマチなど、組織や関節の問題そのものは医療機関での確認が基本ですが、そのうえで私たちが着目するのが、指の付け根に負担を集めている前腕や肩の状態です。ここを見直すことが、繰り返さない体づくりの第一歩になります。

指の付け根は「握る・つかむ」の要

握る・つかむ動作に関わる手指を確認する施術イメージ

指の付け根の関節は、手を握る、物をつかむ、指を曲げるといった動作のたびに、大きな力がかかる場所です。一日に何百回、何千回と繰り返される握る動作の負担が、この付け根に集まります。とくに、強く握る、細かい作業を続ける、スマホを片手で長時間操作するといった使い方は、指の付け根への負担を積み重ねます。重い荷物を指先でぶら下げるように持つ、雑巾を強く絞るといった動作も、指の付け根に負担をかけます。指の付け根は、それだけ酷使されやすい場所なのです。日常のなかで、どれだけ指を握り込んでいるかは、意外と見落とされがちです。

指を曲げる腱は、前腕から続いている

前腕から指へ続く腱と筋肉へアプローチする施術イメージ

指を曲げる腱(屈筋腱)は、指だけにあるのではなく、前腕(肘の内側あたり)の筋肉から始まり、手首や手のひらを通り、指の付け根の腱鞘をくぐって指先へと続いています。つまり、指の付け根の腱は、前腕の筋肉とひとつながりです。だから、指の付け根の腱に炎症が起こる背景には、前腕の筋肉の使いすぎや張りが関わっていることが多いのです。指を曲げるたびに、この前腕から指へと続く腱が働くため、手の使いすぎは、そのまま前腕への負担にもなります。指の付け根だけを見るのではなく、その腱がどこから来ているかを考えることが大切です。手首全体の痛みが気になる方は手首が痛いときの記事もご参考ください。

前腕の張り・巻き肩の姿勢も負担を増やす

肩と前腕の使い方を確認する施術イメージ

パソコンやスマホ、家事などで指や手を細かく繰り返し使うと、前腕の筋肉が張ってこわばります。前腕が張ると、そこから続く指の腱も引っ張られ、指の付け根の負担が増えます。さらに、デスクワークやスマホで猫背・巻き肩になり、肩が前に出ると、腕全体が内側にねじれて前腕の緊張が強まります。肩を支える大きな筋肉が使えないと、その分の負担が指という末端に回ってしまうのです。指の付け根の痛みは、指単体ではなく、前腕・肘・肩・姿勢の使い方の結果として現れます。姿勢という視点については姿勢改善の記事もご覧ください。

阿部純治

ばね指の方の腕を触ると、前腕がパンパンに張っていることがよくあります。指の付け根だけでなく、前腕から肩までゆるめてあげると、指の腱への引っ張りがやわらいで、負担が減っていきますよ。

指の付け根の痛みに自分でできること

指の付け根の痛みに向けたセルフケアのイメージ

強い腫れや、複数の指の左右対称の腫れ、ぶつけた後の痛みがなく、使いすぎが関わる痛みであれば、負担を減らすケアで和らげていける場合があります。ただし痛みが強い時期や、指が引っかかって動かないときは無理をせず、まず手を休めて、専門家に相談してください。

まず手・指を休める

痛みが強いときは、まず痛む動作を控え、手や指を休めることが大切です。パソコンやスマホ、家事、手作業を控え、指の付け根の腱への負担を減らしましょう。とくにばね指は、指を使いすぎると悪化しやすいため、家事をまとめて行わない、スマホを長時間使わないといった工夫が役立ちます。仕事などでどうしても手を使う場合は、こまめに休憩をはさむ、痛む動作を減らすだけでも負担が変わります。引っかかりが出ているときに、無理に強い力で指を伸ばすのは避けてください。かえって炎症を強めてしまうことがあります。

前腕・手のひらをゆるめる

痛みが落ち着いてきたら、前腕や手のひらの柔軟性を保つケアを取り入れましょう。腕を前に伸ばし、反対の手で指を軽く手前に反らせて前腕の内側を、次に手の甲側を反らせて前腕の外側を、それぞれ気持ちよく伸ばします。1回20〜30秒ほど、痛みの出ない範囲でゆっくり伸ばすのがポイントです。手のひらや指の腱がゆるむと、指の付け根への引っ張りがやわらぎます。痛む付け根そのものを強くもむのは避け、前腕を中心にじんわり伸ばすのがコツです。仕事や家事の合間に、こまめに取り入れると、張りがたまりにくくなります。

肩・姿勢を整える

指の付け根の負担の元が肩や姿勢にある場合は、肩や肩甲骨をほぐし、姿勢を整えることも役立ちます。肩を大きく回す、肩甲骨を寄せて胸を開くといった動きで、腕全体の緊張をやわらげましょう。デスクワークの合間にこまめに行うと、腕が内側にねじれた状態がリセットされます。肩の筋肉のケアには僧帽筋のケアの記事、体全体をやわらかく保つ習慣については体を柔らかくする方法の記事にまとめています。

グーパー体操・温める

指のこわばりが気になるときは、両手の指を思い切り開いた後、ギュッと2秒ほど握り込む「グーパー体操」を、痛みの出ない範囲でゆっくり行うと、指の動きを保ちやすくなります。1日に何回か、10回ほどを目安に、こまめに行うとよいでしょう。また、慢性的なこわばりには、手を温めて血流を促すのが基本です。ぬるめのお湯に手をつける、蒸しタオルで温めるのもよいでしょう。手を温めてからグーパー体操を行うと、指が動かしやすくなります。一方、急に赤く腫れて熱をもった急性期は冷やして安静にし、早めに受診してください。

阿部純治

ばね指が関わる痛みは、休めることがとても大切です。痛いのを我慢して使い続けると、引っかかりが強くなって長引いてしまいます。指が曲がったまま伸びにくいときは、早めに手の外科で相談してくださいね。

こんな指の付け根の痛みは早めに受診を

指の付け根の痛みで早めの受診が必要なサイン

次のようなサインがある場合は、自己判断でケアを続けず、受診してください。
指の付け根の痛みには、医療機関での確認が必要なものもあります。

こんなときは受診を 背景に考えられること
複数の指が左右対称に腫れて痛む・朝のこわばりが長く続く 関節リウマチ(早期の受診を)
指が曲がったまま伸びない・引っかかって動かない ばね指の進行
ぶつけた・突き指の後に強く腫れて曲げ伸ばしできない・変形 骨折・靭帯損傷
突然赤く腫れて激痛・安静にしても痛む 痛風・感染など(早めに受診を)
しびれを伴う/数週間ケアしても改善しない・変形してきた 神経のトラブル・別の原因(精査が必要)

とくに、複数の指の付け根が左右対称に腫れて、朝のこわばりが長く続く場合は、関節リウマチの可能性があります。関節リウマチは、早期に診断して治療を始めることが、その後の関節を守るうえでとても大切な病気です。以前は治療が難しいとされていましたが、近年は早期の対応で進行を抑えやすくなってきています。思い当たる場合は、早めにリウマチ科や整形外科を受診してください。また、ばね指で指が曲がったまま伸びない、引っかかって動かないという場合も、放置すると動かしにくさが残ることがあるため、手の外科に相談しましょう。突き指やぶつけた後の強い痛み、変形がある場合も、自己判断せず受診してください。気になる症状があるときは、医療機関に相談することが安心につながります。

指の付け根が痛いときは何科を受診する?

指の付け根の痛みを整形外科で相談するイメージ

指の付け根が痛い場合は、まず整形外科が窓口になります。とくに手を専門とする「手の外科」があれば、ばね指や指の関節のトラブルを詳しく診てもらえます。関節リウマチが疑われる場合は、リウマチ科での血液検査が診断に役立ちます。レントゲンで骨や関節の状態を、超音波(エコー)で腱の炎症を確認できます。受診の際は、どの指が・いつから・どんなときに痛むか、複数の指か、朝のこわばりがあるか、ぶつけたきっかけがあるかを伝えると、診断の助けになります。診断がついて、手や指の使い方、前腕の張り、姿勢が関わる痛みとわかった場合には、整体という選択肢も検討していただけます。整形外科で組織の状態を確認したうえで、それでも繰り返す、なかなかすっきりしないという方には、体の使い方という角度からの見直しがお役に立てるかもしれません。整体選びに迷う方は本当に良い整体の選び方の記事もご覧ください。

指の付け根の痛み・よくある質問

指の付け根の痛みに関するよくある質問

Q. 指の付け根が痛くて曲げると引っかかるのはなぜですか?

指を曲げ伸ばししたときに付け根が引っかかる、カクンと跳ねるという場合は、ばね指が考えられます。指の付け根にある腱鞘というトンネルで、腱がスムーズに通れなくなっている状態です。手や指の使いすぎ、女性ホルモンの変化などが関わり、糖尿病やリウマチのある方にも起こりやすいとされています。まず手を休めることが基本ですが、指が曲がったまま伸びにくい場合は、放置すると動かしにくさが残ることもあるため、手の外科に相談してください。

Q. 指の付け根の痛みがリウマチかどうか、どう見分ければいいですか?

複数の指の付け根や関節が、左右対称に腫れて痛み、朝のこわばりが長く続く場合は、関節リウマチの可能性があります。特定の指だけが引っかかるばね指とは異なり、リウマチは複数の指や両手に出ることが多いのが特徴です。関節リウマチは血液検査で診断でき、早期の治療が大切な病気です。以前と比べて、こわばる時間が長くなってきた、複数の指に広がってきたといった変化があれば、注意が必要です。思い当たる場合は、自己判断せずリウマチ科や整形外科を受診しましょう。

Q. 指の付け根の痛みはストレッチで和らぎますか?

使いすぎや前腕の張りが関わる痛みであれば、前腕や手のひらのストレッチ、グーパー体操などで柔軟性を保つことで、指の付け根への負担が減り、痛みが和らぐことが期待できます。とくに、手を温めてから行うと、指が動かしやすくなります。ただし、痛みが強い急性期や、指が引っかかって動かないときは無理に動かさず、まず休めることが優先です。痛みの出ない範囲で、無理なく毎日少しずつ続けることが大切です。強い痛みが続く場合や、複数の指が腫れる場合は受診してください。

まとめ|指の付け根の痛みは「前腕・肩とのつながり」から見直す

指の付け根の負担を前腕と肩から見直すイメージ

指の付け根の痛みは、ばね指(腱鞘炎)や使いすぎが関わるものが多く、なかには関節リウマチや骨折など受診が必要なものも隠れています。まずは「複数の指が左右対称に腫れる」「指が曲がったまま伸びない」「ぶつけた後の強い痛み」といった受診サインの有無を確認し、それらがあるときは医療機関で原因をはっきりさせ、なければ、手を休めることと前腕・肩のケアから始めてみましょう。ばね指は、引っかかりが軽いうちから手を休めることが、こじらせないための鍵になります。

ポイント 内容
最も多い原因 ばね指(腱鞘炎)・使いすぎ
見逃せない原因 関節リウマチ・骨折・痛風
根っこにあるもの 指・手の使いすぎ・前腕の張り・巻き肩の姿勢
自分でできること 手を休める/前腕・肩をゆるめる/グーパー体操で指の動きを保つ
受診の目安 複数の指の腫れ/曲がったまま伸びない/ぶつけた後

手や指だけをケアしてもなかなか和らがない、何度も繰り返すという場合は、前腕・肘・肩まで含めて、負担の集まり方そのものを見直すことが近道になります。CUREPROでは、指の付け根の痛みを腕全体・上半身のつながりの結果としてとらえ、負担が一点に集中しない・繰り返さない体づくりをサポートしています。手首全体の痛みが気になる方は手首が痛いときの記事、親指の付け根が痛む方は親指の付け根が痛いときの記事、手の甲が痛む方は手の甲が痛いときの記事もあわせてご覧ください。整体が初めての方は整体が初めての方向けの記事もどうぞ。指の付け根の痛みが日常の妨げになる前に、まずはお近くの店舗へお気軽にご相談ください。指が軽くなると、握る・つまむ・書くという毎日の動作が、ぐっと楽になります。

※本記事は健康に関する一般的な情報提供を目的としたもので、診断や治療を保証するものではありません。症状が続く場合や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。参考:日本整形外科学会「ばね指(弾発指)」ほか。

▼この記事の監修者

CUREPRO代表 阿部純治 柔道整復師

阿部純治(あべ じゅんじ)

柔道整復師(国家資格)・株式会社May-Plus代表

2011年に整体院を開業、2013年に株式会社May-Plusを設立。CUREPROブランドで首都圏(埼玉・東京・千葉)に10店舗を展開する代表経営者。日本大学法学部卒業後、中央医療学園専門学校で柔道整復師資格を取得。

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