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コラム

こめかみの痛みの原因と対処
タイプ別の見極めと受診サイン

目次

こめかみの痛みの原因と対処|タイプ別の見極めと受診サイン

▼この記事の監修者

CUREPRO代表 阿部純治 柔道整復師

阿部純治(あべ じゅんじ)

柔道整復師(国家資格)・株式会社May-Plus代表

2011年に整体院を開業、2013年に株式会社May-Plusを設立。CUREPROブランドで首都圏(埼玉・東京・千葉)に10店舗を展開する代表経営者。日本大学法学部卒業後、中央医療学園専門学校で柔道整復師資格を取得。

「夕方になるとこめかみがズキズキ痛む」「片側だけが脈打つように痛い」「両側のこめかみを締めつけられるような感覚がある」「食いしばっているわけでもないのに、押すと痛い」「ストレスが溜まると、こめかみから頭全体に痛みが広がる」――こうしたお声を、整体院の現場で本当によくお聞きします。

こめかみ(側頭部)は、顔と頭の境目にある独特の場所。ここには側頭筋・浅側頭動脈・三叉神経が集中しており、筋肉性・血管性・神経性の痛みがいずれも現れやすい部位です。だからこそ、「こめかみが痛い」と一言で言っても、背景にある原因と必要な対処は人によって大きく異なります。

大半は片頭痛・緊張型頭痛など命に関わらないタイプですが、まれにくも膜下出血・脳腫瘍・側頭動脈炎(巨細胞性動脈炎)など緊急対応が必要な疾患のサインの場合も。「ありふれた症状」と片付けず、ご自身の痛みのパターンを正確に見極めることが、安全への近道になります。

本記事では、首都圏10店舗のCUREPRO(キュアプロ)で多くの方を見てきた柔道整復師の立場から、こめかみの痛みのタイプ別の見極め、整体院プロ視点での背景、正しい対処、見落としたくない病気のサインまでをお伝えします。緊張型頭痛全般について詳しく知りたい方は、緊張型頭痛の原因と治し方もぜひ併せてご参照ください。

こめかみとはどの部位を指すのか

解剖学的な位置

こめかみは、医学用語では「側頭部(そくとうぶ)」に該当する部位です。目尻と耳の上の間、髪の生え際あたりにある、押すと少し凹む場所を指します。漢字では「米噛み」と書かれることもあり、噛むときにこの部位が動くことが語源だと言われています。

この部位の特徴は、表面が薄く、その下に多様な組織が密集していること。具体的には次の組織が集中しています。

なぜ多様な痛みが出やすいのか

これだけの組織が密集している場所のため、こめかみは「筋肉性」「血管性」「神経性」「骨膜性」のいずれの痛みも現れやすい部位になります。痛みのタイプによって対処も受診先も変わるため、まずはご自身の痛みがどのタイプかを見極めるところから始めましょう。

こめかみの痛みのタイプ別分類

整体院・脳神経外科の現場で繰り返し見られる、こめかみの痛みのパターンを整理します。

痛みのタイプ 主な背景 特徴
①ズキズキ脈打つ 片頭痛・側頭動脈炎 片側性多い・吐き気を伴うことも
②締めつけ・重い 緊張型頭痛・スマホ頭痛 両側性多い・夕方に増悪
③激痛(突き刺すような) 群発頭痛・三叉神経痛 片側性・特定時間に発作
④押すと痛い 側頭筋の緊張・食いしばり 朝に強い・顎の疲れ伴う
⑤噛むと痛い 顎関節症・歯科由来 食事中・あくびで増悪
⑥目の奥まで痛い 眼精疲労・副鼻腔炎 PC作業・鼻症状を伴う
⑦急激な激痛 くも膜下出血・脳出血 人生最悪レベル・救急対応

タイプ①:ズキズキ脈打つ痛み(片頭痛タイプ)

「心臓の鼓動に合わせるように脈打つ痛み」「片側のこめかみが急にズキズキする」「光や音に敏感になる」「吐き気を伴う」――この組み合わせは、典型的な片頭痛の特徴です。20〜40代の女性に多く、月経周期と連動する方もいます。

片頭痛の発作中は、強い光・音・においが症状を悪化させます。暗く静かな部屋で休む、冷たいタオルでこめかみを冷やすのが基本対応。市販の鎮痛薬を使う場合は、発作の初期に服用するのが効果的とされています。慢性的に繰り返す場合は、脳神経外科や頭痛専門外来で予防薬の相談を。

タイプ②:締めつけ・重い感覚(緊張型頭痛タイプ)

「頭にハチマキを巻かれたような圧迫感」「両側のこめかみが重だるい」「肩こりと一緒に出てくる」「夕方になると増悪する」――こうした症状は、緊張型頭痛の典型です。整体院の現場でもっともよくお聞きするタイプで、デスクワーカー・スマホ多用層に頻発します。

背景にあるのは、首・肩・側頭筋の慢性的な筋緊張と血流低下。デスクワーク・スマホ姿勢・ストレートネック・自律神経の乱れが組み合わさって起こります。ストレートネックの原因と治し方も併せて参考にしてください。

タイプ③:激痛(突き刺すような痛み)

「目の奥からこめかみにかけて突き刺すような痛み」「毎日同じ時間帯に発作的に起こる」「数分〜数時間持続する」――この特徴は、群発頭痛か三叉神経痛の可能性があります。両者ともに片側性で、片頭痛より激痛なのが特徴です。

群発頭痛は男性に多く、目の充血・鼻水を伴うことがあります。三叉神経痛は顔の特定の動作(歯磨き・洗顔)で誘発されるのが特徴。いずれも自己流の対処は難しく、脳神経外科での専門治療が必要です。

タイプ④:押すと痛い(側頭筋の緊張タイプ)

「こめかみを指で押すと痛い」「朝起きるとこめかみがだるい」「顎が疲れる感覚がある」――このパターンは、側頭筋の慢性的な緊張・睡眠中の食いしばりが背景にあるケースが多くなります。

側頭筋は、噛みしめる動きを担当する大きな筋肉。睡眠中の食いしばり・歯ぎしりが続くと、ここが慢性的に張り続け、こめかみの痛みとして現れます。歯科では「顎関節症」「ブラキシズム」と診断されることもあります。自律神経を整える整体も検討対象になります。

タイプ⑤:噛むと痛い(顎関節症・歯科由来)

食事中・あくび・大きく口を開けるときに、こめかみが痛む場合は、顎関節症・歯科由来の痛みを疑います。顎関節症は20〜40代女性に多く、口を開けにくい・カクッと音がする・顎が疲れるなどの症状を伴います。

歯の根の炎症(歯根膜炎)や奥歯のかみ合わせ異常が、こめかみに放散する形で痛みを起こすこともあります。歯科で「特に異常なし」と言われた場合は、口腔外科や顎関節症専門外来での相談を。

タイプ⑥:目の奥まで痛い(眼精疲労・副鼻腔炎タイプ)

PC作業・スマホの長時間使用後に、目の奥からこめかみにかけて鈍い痛みが続くパターン。眼精疲労が背景にある可能性が高くなります。同時に肩こり・首こり・かすみ目を伴うことが多く、休憩・温熱・遠くを見るなどで軽減します。眼精疲労が治らない原因もご参考ください。

鼻水・鼻づまり・顔の重さを伴う場合は、副鼻腔炎(蓄膿症)由来の可能性があります。前かがみになると痛みが増悪するのが特徴で、耳鼻咽喉科での評価が役立ちます。

タイプ⑦:急激な激痛(救急対応)

「これまでに経験したことがない激痛が突然始まった」「人生で最も強い頭痛」「意識が遠のく感覚」「ろれつが回らない」「片側の手足が動かしにくい」――こうした症状は、くも膜下出血・脳出血・脳梗塞などの脳血管障害のサインの可能性があります。

救急車を躊躇せず呼んでください。「人生最悪レベルの頭痛」というキーワードは、医療現場でも特別に重視されます。発症から数時間以内の治療開始が、その後の予後を決定的に左右する領域です。

片側 vs 両側で原因が変わる

こめかみの痛みが「片側だけ」か「両側」かは、原因を絞り込むうえで重要なヒントになります。

パターン 考えやすい原因
片側のみ(右or左) 片頭痛・群発頭痛・三叉神経痛・側頭動脈炎・歯科由来
両側(締めつけ) 緊張型頭痛・スマホ頭痛・眼精疲労・食いしばり
いつも同じ側 姿勢の左右差・歯科咬合異常・顎関節症の片側偏位
日によって変わる側 片頭痛・全身的な筋緊張・自律神経の乱れ
急に片側だけ激痛 くも膜下出血・脳出血(救急対応)

「いつも右だけ」「常に左だけ」というパターンは、姿勢の左右差や、片側だけで噛む癖・寝姿勢の偏りなどが背景にあることが現場ではよく見られます。整体院で姿勢を整えると、片側集中の痛みが和らぐケースは少なくありません。

整体院プロが見る「こめかみが痛い人の体の特徴」

整体院の現場で、慢性的にこめかみの痛みに悩む方を観察してきた中で、共通して見られる体の特徴があります。「頭痛持ち」だけでは説明できない、構造由来の背景です。

①ストレートネック・スマホ首

本来カーブを描いているはずの首の骨が真っ直ぐになる「ストレートネック」は、首・肩・側頭筋の慢性緊張を生み、こめかみの痛みとして表面化します。スマホやPC作業が多い現代人にもっとも多い背景です。スマホ首の改善法もご参考に。

②食いしばり・歯ぎしり

日中の集中時や就寝中に無意識に歯を食いしばる癖は、側頭筋の慢性緊張を生みます。朝起きたときに顎が疲れている・歯ぎしりを指摘されたことがある方は、こめかみの痛みもこの背景である可能性が高くなります。

③呼吸が浅い

呼吸が浅い方は、交感神経が優位な状態が続き、全身の筋肉が緊張モードに入ります。側頭筋もその影響を受けて緊張し続けるため、こめかみの痛みが慢性化しやすくなります。自律神経を整える呼吸法もぜひ取り入れてください。

④姿勢の左右差

骨盤の傾き・肩の高さの違い・頭の向きの癖などは、首から側頭部にかけての筋肉に左右差を生み、片側だけのこめかみ痛として現れます。「いつも右側だけ」「常に左側だけ」というパターンは、この背景が大きいケースが多くなります。

⑤睡眠の質が低下している

睡眠不足・浅い眠りは、頭痛の最大の誘発要因の一つです。夜中の食いしばりが増え、自律神経のバランスも崩れるため、こめかみの痛みが連鎖的に悪化します。快適な睡眠をとる方法も併せて参考になります。

こめかみの痛みへのセルフケア

側頭筋のマッサージ

両手の指の腹をこめかみに当て、円を描くように優しく10〜20回マッサージします。続いて、奥歯を軽くカチカチ噛むと動く部位(側頭筋の付け根)も同様に。1日2〜3回、痛気持ちいい範囲の圧で行います。強圧は避け、優しい刺激を心がけてください。

温熱ケア

緊張型頭痛・側頭筋緊張タイプには、温めるアプローチが有効です。蒸しタオルや温かいアイマスクをこめかみと目に当て、5〜10分。血流が促進され、緊張が緩みます。一方、片頭痛の発作中(脈打つ激痛)では、温めると悪化するため、冷たいタオルが基本対応です。

首・肩のストレッチ

側頭筋の緊張は、首・肩・後頭部の緊張と連動しています。首をゆっくり前後左右に倒す・回す動きを10回ずつ、肩を上下にすくめてストンと落とす動作を10回。これだけで、こめかみまで連動して緩むことが多くなります。

深い腹式呼吸

4秒吸って、7秒止めて、8秒で吐く(4-7-8呼吸法)を3〜5回繰り返します。交感神経の興奮が落ち着き、全身の筋緊張が緩みます。ストレス由来のこめかみ痛にも効果的なケアです。

目の休息

PC・スマホを30分使ったら、20秒間、6m先を見る「20-20-20ルール」がおすすめです。眼精疲労由来のこめかみ痛は、目の負担を減らすだけで大きく軽減することがあります。

やってはいけないNG行動

NG行動 理由 代替策
片頭痛発作中に温める 血管拡張で痛みが悪化 冷たいタオルで冷却
激痛のこめかみを強くマッサージ 血管・神経への過剰刺激 優しい圧の温熱ケア
鎮痛薬の頻回服用(週3回以上) 薬剤誘発性頭痛のリスク 頭痛外来で予防薬の検討
経験のない激痛を放置 脳血管障害の見逃しリスク 救急対応
頭痛とともに発熱・首の硬直 髄膜炎の可能性 至急医療機関へ
食いしばりを放置 慢性化・歯の損傷 歯科でマウスピース相談
カフェイン・アルコール過剰摂取 血管拡張・脱水で誘発 適量と十分な水分

見落としたくない病気のサイン

こめかみの痛みの大半は、片頭痛・緊張型頭痛・食いしばりなど命に関わらないタイプです。しかし、まれに緊急対応が必要な疾患のサインの場合があります。次のサインに該当する場合は、自己流の対処を中止し、医療機関を受診してください。

⚠ 救急対応または早急な受診が必要なサイン

  • これまでに経験したことがない激痛が突然始まった(くも膜下出血・救急対応)
  • 「人生最悪レベル」の頭痛(救急対応)
  • 意識障害・ろれつが回らない・片側麻痺を伴う(脳卒中・救急対応)
  • 頭痛とともに発熱・首の硬直・意識低下(髄膜炎の可能性)
  • 頭部外傷の数日〜数週間後の頭痛悪化(慢性硬膜下血腫の可能性)
  • 50歳以上で新たに始まった頭痛・側頭部の動脈が浮き出る(側頭動脈炎・失明リスク)
  • 段階的に悪化する頭痛・吐き気・視野異常(脳腫瘍の可能性)
  • 朝方に強い頭痛・起床時の吐き気(脳腫瘍・頭蓋内圧亢進の可能性)
  • 視力低下・複視を伴う(脳血管・腫瘍性病変の可能性)
  • 1週間以上続く頭痛で改善しない(器質的疾患の精査が必要)
  • 鎮痛薬を週3回以上服用しても改善しない(薬剤誘発性頭痛・原因疾患の可能性)

特に「側頭動脈炎」は50歳以上の方に発症する血管炎で、放置すると失明・脳梗塞につながる可能性のある疾患です。「こめかみの動脈が浮き出ている」「噛むと顎が疲れる」「微熱が続く」を伴う場合は、すぐにリウマチ内科・脳神経外科への受診をおすすめします。

受診すべき診療科の早見表

症状の特徴 第一選択
突然の激痛・意識障害 救急外来・脳神経外科
慢性的なズキズキ・片頭痛タイプ 頭痛外来・脳神経内科
締めつけ感・スマホ姿勢由来 脳神経外科・整体・整骨院
食いしばり・歯ぎしり由来 歯科・口腔外科
噛むと痛い・顎が音を立てる 歯科(顎関節症外来)
鼻水・鼻づまり・顔の痛みを伴う 耳鼻咽喉科
目の奥の痛み・かすみ目を伴う 眼科
50歳以上・側頭動脈が浮き出る リウマチ内科・脳神経内科
姿勢由来・慢性筋緊張 整体・整骨院

CUREPROに相談した方がよいケース

医療機関で「特に異常なし」「緊張型頭痛」と言われたのにこめかみの痛みが続く、姿勢や全身のバランスから見直したい――こうしたお悩みは、構造改善型の整体院でご相談いただける領域です。

具体的には、次のようなお悩みが該当します。

CUREPROでは、こめかみだけをほぐすのではなく、頚椎のカーブ・肩甲骨の位置・骨盤の傾き・呼吸の深さ・自律神経の状態までを含めた全身の連動性を整える整体で、こめかみの痛みが慢性化しにくい身体作りをご提案しています。「薬に頼らず、本来の力を引き出す」をコンセプトに、整体を「食事・睡眠・運動と並ぶ第4の生活習慣」として位置づけているのが、CUREPROの考え方です。CUREPROの整体とはもぜひご覧ください。

なお、本記事の「医療機関の受診をおすすめするサイン」に該当する方は、必ず医療機関で診断を受けたうえで、整体の利用を組み合わせていただくのが安全な順序です。

こめかみの痛みに関するよくある質問

Q. こめかみが痛いとき、温めるのと冷やすのはどちらがいいですか?

痛みのタイプによって変わります。締めつけ感・重い感覚(緊張型頭痛)には温熱が有効。一方、ズキズキ脈打つ激痛(片頭痛発作中)には冷たいタオルで冷却が基本。「温めて気持ち良い→緊張型」「冷やして楽→片頭痛」と覚えると区別しやすくなります。

Q. こめかみを押すと痛いのはなぜですか?

側頭筋の慢性的な緊張、食いしばりによる筋疲労、まれに側頭動脈炎が背景になります。50歳以上の方で動脈の浮き出しを伴う場合は、リウマチ内科の受診を優先してください。

Q. 右だけ(or左だけ)こめかみが痛いのはなぜですか?

片頭痛・群発頭痛・三叉神経痛など片側性の頭痛、姿勢の左右差、片側噛みの癖、寝姿勢の偏りなどが背景になります。「いつも同じ側」というパターンは、姿勢や生活習慣の左右差を見直すと変化が出ることが多くなります。

Q. 噛むとこめかみが痛いのは何が原因ですか?

顎関節症・歯科由来(かみ合わせ・歯根の炎症)が代表的です。食いしばり・歯ぎしりの癖がある方も、咀嚼で側頭筋が痛むことがあります。歯科または顎関節症外来で評価を受けてください。

Q. ストレスでこめかみが痛くなるのは本当ですか?

はい。ストレスは交感神経を優位にし、首・肩・側頭筋の緊張を高めます。同時に、食いしばりも増えるため、こめかみの痛みとして表面化します。自律神経を整えるアプローチが有効です。

Q. 寝不足でこめかみが痛くなるのはなぜですか?

睡眠不足は脳の血管調整機能を乱し、片頭痛の誘発因子になります。同時に、夜間の食いしばりが増え、緊張型頭痛も悪化しやすくなります。7時間前後の質の高い睡眠が、こめかみ痛の予防には基本です。

Q. 鎮痛薬を毎日飲んでもいいですか?

週に3回以上の頻回服用は、「薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)」を起こすリスクがあります。鎮痛薬を頻繁に使う方は、頭痛外来で予防薬の相談をおすすめします。

Q. こめかみのへこみが気になりますが、病気ですか?

こめかみのへこみは、加齢に伴う側頭筋・脂肪組織のボリューム低下が代表的な背景です。急に深くなる・痛みを伴う場合は、医療機関での確認をおすすめしますが、多くは病的な異常ではありません。

Q. こめかみがズキズキする頭痛と肩こりは関係ありますか?

はい、密接に関係しています。首・肩の筋緊張が側頭筋まで連動し、緊張型頭痛として表面化するパターンが現代人ではもっとも多い背景です。肩こりの原因と解消法もご参考に。

Q. こめかみの痛みは整体で改善しますか?

姿勢由来・食いしばり由来・自律神経由来など、構造由来の慢性こめかみ痛は整体で楽になっていくケースが多く見られます。一方、片頭痛・群発頭痛・脳血管由来の痛みは医療機関の対応領域です。原因の見極めが先決です。

まとめ

こめかみは、側頭筋・浅側頭動脈・三叉神経が集中する部位のため、筋肉性・血管性・神経性のいずれの痛みも現れやすい場所です。痛みのタイプ(ズキズキ脈打つ/締めつけ/激痛/押すと痛い/噛むと痛い/目の奥まで痛い)によって、背景にある原因と最適な対処は大きく変わります。

大半は片頭痛・緊張型頭痛・食いしばり・眼精疲労など、命に関わらないタイプです。しかし、「これまでに経験したことがない激痛」「意識障害を伴う」「50歳以上で新規発症の側頭部痛+動脈の浮き出し」などのサインがある場合は、くも膜下出血・脳腫瘍・側頭動脈炎などの可能性も考え、すぐに医療機関を受診してください。

慢性的なこめかみ痛の背景には、姿勢の崩れ・食いしばり・呼吸の浅さ・自律神経の乱れなど、全身の構造的な問題が広がっていることが多くあります。鎮痛薬で対症療法を続けるのではなく、原因に立ち戻った全身からのアプローチが、長期的な改善への近道です。

セルフケアを続けても変化を感じにくい、姿勢や全身のバランスから見直したい――こうしたお悩みは、構造改善型の整体院がもっとも力になれる領域です。CUREPROでは、お一人おひとりの身体に合わせたプランをご提案しています。お気軽にご相談ください。整体に初めて行く方へもご参考になります。

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この記事の監修者

阿部純治(あべ じゅんじ)
柔道整復師(国家資格)・株式会社May-Plus代表

2011年に整体院を開業、2013年に株式会社May-Plusを設立。CUREPROブランドで首都圏(埼玉・東京・千葉)に10店舗を展開する代表経営者。日本大学法学部卒業後、中央医療学園専門学校で柔道整復師資格を取得。

「保険診療に依存しない構造改善型整体モデル」を推進し、整体を「食事・睡眠・運動と並ぶ第4の生活習慣」として位置づける。「患者様・スタッフ・愛する家族を幸せにする」を経営理念に、「日本一の健康プラットフォーム」をVisionに掲げて事業展開している。

CUREPRO代表メッセージ

免責事項:本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的な診断・治療・処方を行うものではありません。こめかみの痛みの背景には、くも膜下出血・脳出血・脳腫瘍・側頭動脈炎・髄膜炎などの重大疾患が隠れていることがあります。これまでに経験したことがない激痛・意識障害・発熱と首の硬直・1週間以上続く頭痛などがある場合は、必ず医療機関を受診してください。整体は医療行為ではないため、医療機関での診断・治療と並行してご活用ください。

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