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コラム

ヒラメ筋の役割と鍛え方
ふくらはぎの深層にある「第二の心臓」の筋肉

ヒラメ筋の役割と鍛え方|ふくらはぎの深層にある「第二の心臓」の筋肉

ふくらはぎの筋肉として広く知られているのは腓腹筋(ひふくきん)ですが、その奥に位置するヒラメ筋は、立位姿勢の維持や血液循環において極めて重要な役割を果たしている筋肉です。ふくらはぎが「第二の心臓」と呼ばれるのは、このヒラメ筋のポンプ作用が下半身の血液を心臓に送り返す働きを担っているためです。

ここではヒラメ筋の解剖学的な特徴、姿勢や循環との関係、効果的なストレッチとトレーニング法をお伝えしていきます。

ヒラメ筋の構造と特徴

ヒラメ筋は脛骨(すねの骨)と腓骨の上部後面から起始し、腓腹筋とともにアキレス腱を形成して踵骨(かかとの骨)に付着します。腓腹筋が膝関節と足関節の両方をまたぐ二関節筋であるのに対し、ヒラメ筋は足関節のみをまたぐ単関節筋です。

ヒラメ筋の大きな特徴は、遅筋線維(タイプI線維)の割合が非常に高いことです。遅筋線維は持久力に優れた筋線維であり、ヒラメ筋が長時間の立位姿勢で身体を支え続ける「抗重力筋」として機能していることを意味しています。立っているだけで疲れやすい方は、ヒラメ筋の筋力低下が関与している可能性があるでしょう。

ヒラメ筋と血液循環

ヒラメ筋のもうひとつの重要な機能が、下半身の静脈血を心臓に送り返す「筋ポンプ作用」です。下肢の静脈には逆流を防ぐ弁がついており、ヒラメ筋が収縮するたびに静脈が圧迫されて血液が上方に押し上げられます。

デスクワークや長時間の立ち仕事でふくらはぎの動きが少ない状態が続くと、筋ポンプ作用が低下し、下半身のむくみや冷え、疲労感が生じやすくなります。夕方になると靴がきつくなる、ふくらはぎがだるいという症状は、ヒラメ筋の活動不足が一因になっているケースが多いのです。

ヒラメ筋と姿勢の関係

ヒラメ筋は足関節の底屈(つま先を下に向ける動き)を担う筋肉ですが、立位姿勢ではむしろ「身体が前に倒れないようにブレーキをかける」役割を果たしています。重心が前方に移動しようとするのをヒラメ筋が後方から引き留めることで、直立姿勢が維持されるのです。

ヒラメ筋が硬くなると足首の背屈(つま先を上に持ち上げる動き)の可動域が制限され、しゃがむ動作が困難になったり、歩行時のスムーズな体重移動が妨げられたりします。足首の可動域制限は膝や股関節、さらには骨盤や腰椎にまで代償的な影響を及ぼすため、ヒラメ筋の柔軟性を保つことは全身の姿勢管理においても重要です。

ヒラメ筋のストレッチ

ヒラメ筋をストレッチするポイントは、「膝を曲げた状態で足首の背屈を行う」ことです。腓腹筋は二関節筋のため膝を伸ばした状態でストレッチされますが、ヒラメ筋は膝の曲げ伸ばしに影響されないため、膝を曲げた姿勢で行う必要があります。

壁に手をつき、片足を後ろに引いて膝を軽く曲げた状態で体重を前に移動させます。かかとを床につけたまま足首前面の伸びを感じたら20〜30秒キープ。左右交互に行いましょう。

ヒラメ筋のトレーニング

椅子に座った状態でかかとを上げ下げするシーテッドカーフレイズは、ヒラメ筋を集中的に鍛えるエクササイズです。膝の上に重りを乗せると負荷を高められます。20回を3セット、ゆっくりとした動作で行いましょう。

立位で行うカーフレイズも有効ですが、立位の場合は腓腹筋の関与が大きくなるため、ヒラメ筋を狙う場合は膝を軽く曲げた状態で行うとよいでしょう。

ふくらはぎの不調が気になる方はCUREPROへ

ヒラメ筋は姿勢の維持、血液循環、足首の可動性と多岐にわたる機能を持つ筋肉です。むくみや冷え、足首の硬さ、歩行時の違和感を感じている方は、ヒラメ筋の状態を含めた下肢全体の評価を受けてみることをおすすめします。CUREPROでは下肢から骨盤までの連鎖を踏まえた施術をご提供していますので、お気軽にご相談ください。

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