人生のパフォーマンスを上げる整体
コラム
病気の予防
一次予防・二次予防・三次予防の違いと具体例
予防医学の体系を徹底解説
目次
▼この記事の監修者
阿部純治(あべ じゅんじ)
柔道整復師(国家資格)・株式会社May-Plus代表
2011年に整体院を開業、2013年に株式会社May-Plusを設立。CUREPROブランドで首都圏(埼玉・東京・千葉)に10店舗を展開する代表経営者。日本大学法学部卒業後、中央医療学園専門学校で柔道整復師資格を取得。
「最近よく聞く『予防医学』って何?」「一次予防・二次予防・三次予防の違いは?」「健康診断は何次予防に当たる?」「予防接種・健康教育・リハビリは予防医学のどこ?」「整体は予防医学の中でどう位置づけられるの?」──こうした疑問、本当に多いですよね。

予防医学は、「病気にならないように予防する」「病気の進行を遅らせる」「再発を防止する」を目的とした医学の一分野。「治療医学(病気を治す)」と対をなす概念で、「介入する対象と時期」によって一次予防・二次予防・三次予防の3段階に分類されます。近年は「0次予防(健康を意識できる環境整備)」も追加され、4段階で語られることも多いです。
厚生労働省「健康日本21」では、「健康寿命の延伸」を最大目標に掲げ、一次予防の重視を強く打ち出しています。理由は、「病気になってから治す(治療医学)」よりも「病気にならないようにする(予防医学)」の方が、医療費・QOL・平均寿命のすべてで優れているから。日本の高齢化社会において、予防医学は個人・国家・企業すべてにとって最重要テーマです。
CUREPROでは、整体を「食事・睡眠・運動と並ぶ第4の生活習慣」として位置づけ、骨格の歪み・自律神経の乱れ・慢性疲労の予防という観点から、一次予防の重要な選択肢として推進しています。
本記事では、整体院・整骨院10店舗を運営する経営者であり、柔道整復師として20年の臨床経験を持つCUREPROの代表が、予防医学の定義、一次予防・二次予防・三次予防の違いと具体例、0次予防の概念、生活習慣病とがんへの予防アプローチ、健康寿命との関係、整体という第4の生活習慣まで網羅的に解説します。
※本記事の特徴:「予防医学の体系を正しく理解したい」「自分の健康行動はどの段階の予防にあたるのか知りたい」という方向けに、3段階(+0次)の分類を表で詳解。具体例とともに自分のアクションプランが立てられる記事です。
※健康習慣全般については健康的な生活習慣とは|10の習慣と続けるコツ・整体という第4の生活習慣を解説もあわせてご覧ください。
予防医学とは、「病気を未然に防ぐ」「病気の進展を遅らせる」「再発を防止する」「障害を予防する」「寿命を延ばす」「身体的・精神的健康を増進する」ことを目的とした医学の一分野です。
| 比較項目 | 予防医学 | 治療医学 |
|---|---|---|
| 目的 | 病気にならないようにする | 病気を治す |
| 対象 | 健康な人〜病気の人すべて | 病気を発症した人 |
| アプローチ | 健康増進・早期発見・再発防止 | 薬・手術・処置 |
| 主な担い手 | 本人・公衆衛生・保健師・整体・栄養士 | 医師・看護師・薬剤師 |
| 経済性 | 低コスト・予防効果大 | 高コスト・対症的 |
| 段階 | 対象状態 | 主な目的 |
|---|---|---|
| 0次予防 | 健康な人の環境整備 | 健康行動を取りやすい社会環境作り |
| 一次予防 | 健康な人 | 病気にならないようにする |
| 二次予防 | 病気の早期段階の人 | 早期発見・早期治療で重症化防止 |
| 三次予防 | 発症済みの人 | 社会復帰・再発防止・QOL維持 |
参考:安全衛生マネジメント協会「一次予防・二次予防・三次予防とは」
0次予防は近年提唱された概念で、「個人の健康行動以前に、健康を意識・選択しやすい社会環境・物理環境を整える」ことを指します。
| 0次予防の具体例 | 内容 |
|---|---|
| 改正健康増進法 | 屋内原則禁煙化 |
| 飲食店のカロリー表示 | 健康的選択を促進 |
| 公園・歩道の整備 | 運動しやすい環境 |
| 職場の健康経営 | スタンディングデスク・健康診断義務 |
| 食品成分表示の義務化 | 消費者の選択支援 |
一次予防とは、「病気にかからないようにするための処置・指導」。生活習慣の改善・健康教育・予防接種などが代表例で、一般的に「予防」という言葉だけで使われるときは一次予防を指すことがほとんどです。
| No | アプローチ | 具体例 |
|---|---|---|
| 1 | 健康増進(ヘルスプロモーション) | 食事・運動・睡眠・整体 |
| 2 | 特異的予防 | 予防接種・ワクチン |
| 3 | 健康教育 | 学校保健・産業保健 |
| 分野 | 具体的アクション |
|---|---|
| 食事 | バランスの良い食事・減塩・腸活 |
| 運動 | ウォーキング・筋トレ・ストレッチ |
| 睡眠 | 7時間以上・規則正しい |
| 禁煙・節酒 | タバコ・過度のアルコール回避 |
| ストレス管理 | マインドフルネス・趣味 |
| 姿勢ケア | 整体・骨格メンテナンス |
| 予防接種 | インフルエンザ・コロナ・HPVなど |
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| ①医療費削減 | 治療より予防の方が低コスト |
| ②QOL維持 | 病気にならない=人生のパフォーマンスUP |
| ③健康寿命延伸 | 介護不要で長生き |
| ④早期着手の効果大 | 若いうちから始めるほど効果絶大 |
▶ 健康的な生活習慣とは|10の習慣と続けるコツ・整体という第4の生活習慣を解説
二次予防とは、「病気の早期発見・早期治療を促し、重症化を防ぐ」段階。「病気の芽が出始めた段階で摘み取る」イメージです。
| 分野 | 具体的アクション |
|---|---|
| 健康診断 | 特定健診・職場健診 |
| 人間ドック | 年1回の総合健診 |
| がん検診 | 胃・大腸・肺・乳・子宮頸がん検診 |
| スクリーニング検査 | 血液検査・尿検査・心電図 |
| 早期治療 | 高血圧・糖尿病の初期介入 |
| セルフチェック | 乳がん自己触診・体重血圧記録 |
糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病・がんは、かなり進行しないと自覚症状がないのが特徴。自覚症状が現れた段階では治療が極めて困難になります。早期発見こそが、これらの疾患の予後を決定づける鍵です。
| 疾患 | 早期発見の効果 |
|---|---|
| 胃がん | 早期発見で5年生存率95%以上 |
| 大腸がん | 早期発見で5年生存率95%以上 |
| 糖尿病 | 前糖尿病段階での介入で発症予防 |
| 高血圧 | 早期コントロールで脳心血管疾患予防 |
参考:保健指導リソースガイド「一次予防・二次予防・三次予防と人間ドック」
三次予防とは、「すでに発病した病気の管理・進行防止・社会復帰・再発防止・QOL維持」を目的とする段階。一次予防・二次予防では防ぎきれずに罹患した方への支援です。
| 分野 | 具体的アクション |
|---|---|
| リハビリテーション | 脳卒中後のリハビリ・骨折後の機能回復 |
| 服薬・生活管理 | 糖尿病・高血圧の継続管理 |
| 合併症予防 | 糖尿病のフットケア・眼底検査 |
| 再発防止 | 心筋梗塞後の生活指導 |
| 社会復帰支援 | 職場復帰プログラム |
| 緩和ケア | がん末期のQOL維持 |
| 介護予防 | 高齢者のフレイル予防 |
QOL(Quality of Life・生活の質)は三次予防の最重要キーワード。「病気を抱えていても、自分らしく生きられる状態」を維持することが目的です。
参考:セントラルメディカルクラブ世田谷「予防医療の三次予防」
| 比較項目 | 一次予防 | 二次予防 | 三次予防 |
|---|---|---|---|
| 対象 | 健康な人 | 無症状の人 | 発症した人 |
| 目的 | 病気を防ぐ | 早期発見・治療 | 社会復帰・再発防止 |
| 具体例 | 食事・運動・睡眠・整体・予防接種 | 健診・人間ドック・がん検診 | リハビリ・服薬・合併症予防 |
| 主な担い手 | 本人・整体院・栄養士 | 医療機関・健診センター | 病院・リハビリ施設・介護施設 |
| コスト | 低 | 中 | 高 |
| QOLへの影響 | 最大 | 大 | 維持 |
| 段階 | 具体的アクション |
|---|---|
| 一次予防 | 食事改善・運動・適正体重維持 |
| 二次予防 | 血糖値検査・HbA1c測定・前糖尿病期介入 |
| 三次予防 | 服薬・フットケア・眼底検査・腎症予防 |
| 段階 | 具体的アクション |
|---|---|
| 一次予防 | 食物繊維摂取・運動・節酒・禁煙 |
| 二次予防 | 便潜血検査・大腸内視鏡検査 |
| 三次予防 | 手術後の経過観察・再発検査・リハビリ |
| 段階 | 具体的アクション |
|---|---|
| 一次予防 | 姿勢改善・ストレッチ・整体メンテナンス |
| 二次予防 | 違和感段階での整体・整形外科受診 |
| 三次予防 | 慢性腰痛・ヘルニア後の機能回復・再発防止 |
| 段階 | 具体的アクション |
|---|---|
| 一次予防 | 運動・社会参加・脳活動・血圧管理 |
| 二次予防 | MCI(軽度認知障害)スクリーニング |
| 三次予防 | 認知症ケア・進行抑制・家族支援 |
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のこと。平均寿命との差は、男性約9年・女性約12年。この差を縮めることが予防医学最大の目標です。
| 指標 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 平均寿命 | 約81歳 | 約87歳 |
| 健康寿命 | 約72歳 | 約75歳 |
| 差(不健康期間) | 約9年 | 約12年 |
厚生労働省の「健康日本21」は、日本の予防医学の中核となる国家戦略。
| 健康日本21の目標 | 具体的内容 |
|---|---|
| 健康寿命の延伸 | 平均寿命との差を縮める |
| 健康格差の縮小 | 地域間・所得間の格差是正 |
| 主要疾患の予防 | がん・循環器疾患・糖尿病・COPD |
| 生活習慣の改善 | 栄養・運動・休養・飲酒・喫煙・歯 |
| 社会環境整備 | 健康を支える社会づくり(0次予防) |
CUREPROでは、整体を「食事・睡眠・運動と並ぶ第4の生活習慣」として位置づけ、一次予防の最重要選択肢として推進しています。
| 予防段階 | 整体での貢献 |
|---|---|
| 一次予防 | 骨格の歪み予防・自律神経バランス維持・慢性疲労予防 |
| 二次予防 | 違和感段階での早期介入・姿勢分析 |
| 三次予防 | 慢性腰痛・肩こり後の機能回復・再発防止 |
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| ①骨格の歪みは万病の元 | 姿勢悪化→自律神経乱れ→全身不調 |
| ②慢性疲労の予防 | 仕事のパフォーマンス維持 |
| ③自律神経のバランス | 睡眠の質UP・ストレス耐性UP |
| ④健康寿命延伸 | 運動できる身体の維持 |
月2〜4回の定期メンテナンスにより、以下の予防効果が期待できます。
▶ CUREPROの整体とは|骨格から変える施術と他院との違い
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▶ 整体の効果とは|10の効果・期待できる変化のタイムライン・通い方を徹底解説
Q. 一次予防と二次予防の違いは何ですか?
一次予防は「病気にならないようにする」(健康な人対象)、二次予防は「早期発見・早期治療」(無症状の早期段階対象)。前者は生活習慣・予防接種、後者は健診・人間ドックが代表例です。
Q. 健康診断は何次予防ですか?
二次予防です。早期発見・早期治療が目的のため、がん検診・特定健診・人間ドックすべて二次予防に該当します。
Q. 予防接種は何次予防?
一次予防です。病気にかからないようにするための「特異的予防」に分類されます。
Q. リハビリは何次予防?
三次予防です。発症した病気の機能回復・社会復帰が目的のため、リハビリ全般は三次予防に該当します。
Q. 整体は予防医学に該当しますか?
はい、主に一次予防。骨格の歪み・自律神経の乱れ・慢性疲労を未然に防ぐ役割を果たします。慢性腰痛後の再発防止なら三次予防にも該当します。
Q. 0次予防って最近聞くけど何ですか?
「健康行動を取りやすい社会環境を整える」段階。屋内禁煙化・カロリー表示・公園整備など、個人の選択以前の環境作りです。
Q. 一番重要な予防は何ですか?
一次予防。病気にならない方が、医療費・QOL・健康寿命のすべてで圧倒的に有利。若いうちから始めるほど効果絶大です。
Q. 健康寿命を延ばすには何をすればいい?
食事・運動・睡眠・ストレス管理・整体・健康診断の組み合わせ。一次予防+二次予防の両輪が鍵です。
Q. 予防医学にお金をかける価値はある?
圧倒的にあります。一次予防に1万円使うと、将来の医療費を10万円削減できる試算も。健康寿命の延伸価値を考えれば、最高のリターンです。
Q. 自分が今何次予防の段階か知りたい
健康診断・年齢・既往歴で判断。健康な人=一次予防、要再検査=二次予防、治療中=三次予防が基本。多くの人は複数の段階を並行しています。
Q. 高齢になってからでも予防医学は有効?
もちろん有効。高齢者にとって「介護予防(フレイル予防)」は最重要テーマ。整体・運動・栄養管理・社会参加の組み合わせで健康寿命を延ばせます。
Q. 子供の予防医学は何をすればいい?
予防接種・健康教育・規則正しい生活・運動習慣・姿勢ケアが基本。子供時代の習慣が一生を決めます。
予防医学について、定義・治療医学との違い・3段階(+0次)分類・具体例・健康寿命との関係・整体との関係まで網羅的に解説しました。
予防医学とは
3段階(+0次)分類
疾患別の3段階予防
健康寿命との関係
CUREPROからの提案
「予防医学を生活に取り入れたい」「健康寿命を延ばしたい」「整体を予防として取り入れたい」「家族の健康を守りたい」という方は、ぜひ一度CUREPROにご相談ください。「人生のパフォーマンスを上げる整体」をコンセプトに、骨格調整と健康習慣指導の両面から予防医学を実践します。首都圏10店舗ネットワークでお待ちしています。
阿部純治(あべ じゅんじ) 柔道整復師(国家資格)・株式会社May-Plus代表
2011年に整体院を開業、2013年に株式会社May-Plusを設立。CUREPROブランドで首都圏(埼玉・東京・千葉)に10店舗を展開する代表経営者。日本大学法学部卒業後、中央医療学園専門学校で柔道整復師資格を取得。
「保険診療に依存しない構造改善型整体モデル」を推進し、整体を「食事・睡眠・運動と並ぶ第4の生活習慣」として位置づける。「患者様・スタッフ・愛する家族を幸せにする」を経営理念に、「日本一の健康プラットフォーム」をVisionに掲げて事業展開している。
健康・生活習慣(まず読みたい)
運動・トレーニング(一次予防)
睡眠・休息(一次予防)
栄養・食事(一次予防)
自律神経・ストレス管理
姿勢・身体ケア(一次予防)
整体・施術
慢性疾患・症状