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足のマッサージで効くツボ
部位別・悩み別の見極めとセルフケアのコツ

目次

足のマッサージで効くツボ|部位別・悩み別の見極めとセルフケアのコツ

▼この記事の監修者

CUREPRO代表 阿部純治 柔道整復師

阿部純治(あべ じゅんじ)

柔道整復師(国家資格)・株式会社May-Plus代表

2011年に整体院を開業、2013年に株式会社May-Plusを設立。CUREPROブランドで首都圏(埼玉・東京・千葉)に10店舗を展開する代表経営者。日本大学法学部卒業後、中央医療学園専門学校で柔道整復師資格を取得。

「夕方になると脚がパンパンに張る」「立ち仕事のあとは足の裏まで疲れている」「肩こりや頭痛がひどく、何をしても抜けない」――こうしたお悩みを抱える方にとって、足のマッサージとツボ押しは、自宅でできるセルフケアの中でもっとも手軽で取り入れやすい方法のひとつです。

足の裏には全身の臓器や器官に対応する反射区が広がり、足の甲や側面、ふくらはぎには東洋医学で重視される経絡上のツボが並んでいます。古くから「足は第二の心臓」と呼ばれてきた背景には、こうした構造的・機能的な理由が積み重なっています。とはいえ、ただ漫然と押すだけでは効果が出にくく、押し方や順番、タイミングを少し意識するだけで体感が変わってくるのが、ツボ押しの面白いところです。

本記事では、柔道整復師として首都圏10店舗のCUREPRO(キュアプロ)で多くの方を見てきた立場から、足のマッサージで知っておきたい代表的なツボ、部位別・悩み別の使い分け、効果を引き出す押し方、そして「ツボを押しても効きが悪い人」の背景にある構造的な要因までを、順を追ってお伝えします。

足のマッサージとツボの基礎知識

ツボとは何か(東洋医学の経穴)

ツボは正式には「経穴(けいけつ)」と呼ばれ、東洋医学において「気」と「血」の通り道である経絡(けいらく)の上に点在する治療ポイントを指します。WHO(世界保健機関)が標準化したツボの数は全身で361穴あり、そのうち足には全身の3分の1以上にあたるツボが集中しています。

ツボを刺激すると、対応する経絡上の臓器・器官に影響を与え、不調の緩和や体調の調整につながるというのが東洋医学の考え方です。現代医学的にも、皮膚への適度な圧刺激が末梢神経を介して自律神経のバランスを整え、局所の血流を高めるメカニズムは、徐々に研究で裏付けられつつあります。

反射区とツボの違い

足のマッサージを語るうえで欠かせないのが「反射区(リフレクソロジー)」という考え方です。反射区は西洋発祥のアプローチで、足裏や手のひらの特定の領域が全身の臓器・器官と対応しているとされ、その領域を刺激することで対応部位の調子を整えるとされています。

東洋医学のツボが「点」であるのに対し、反射区は「面(エリア)」として考えるのが大きな違いです。実際のセルフケアでは、両者は厳密に区別されることなく、混ぜて使われていることがほとんど。本記事でも、わかりやすさを優先して、両方の知見を組み合わせて解説していきます。

なぜ「足は第二の心臓」と言われるのか

心臓から送り出された血液は、重力に従って足元まで届きますが、足元から心臓に戻る道のりは重力に逆らうことになります。この帰り道のポンプ役を担っているのが、ふくらはぎや足裏の筋肉です。歩行や筋収縮によって静脈やリンパが押し上げられる仕組みを「筋ポンプ作用」といい、これが「足は第二の心臓」と呼ばれる由来になっています。

足のマッサージとツボ押しは、この筋ポンプ作用を物理的にサポートし、末端まで滞った血液・リンパを心臓側へ戻すことで、むくみ・冷え・疲労感の解消につながります。下半身全体のケアという意味では、足のむくみを即効で解消する方法も参考になります。

足のマッサージで押さえておきたい代表的なツボ10選

足には数えきれないほどのツボがありますが、セルフケアでまず覚えておきたい代表的なツボは限られています。整体院の現場でも、優先順位の高い10のツボに絞ってお伝えすることが多くなります。

ツボ名 場所 期待される働き
湧泉(ゆうせん) 足裏中央、足指を曲げてできるくぼみ 全身の疲労回復・冷え対策
失眠(しつみん) かかとの中央 不眠・下半身の冷え
太衝(たいしょう) 足の甲、親指と人差し指の骨が合流する手前のくぼみ 目の疲れ・イライラ・自律神経の乱れ
足臨泣(あしりんきゅう) 足の甲、薬指と小指の骨が合流する手前のくぼみ 肩こり・頭痛・偏頭痛
内庭(ないてい) 足の甲、人差し指と中指の骨の付け根のくぼみ 胃の不調・冷え・下半身の血流
太谿(たいけい) 内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ 冷え・腰痛・婦人科系の不調
崑崙(こんろん) 外くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ 腰痛・首こり・足首の不調
照海(しょうかい) 内くるぶしの真下のくぼみ 慢性腰痛・冷え・むくみ
足三里(あしさんり) 膝のお皿の下、外側の指4本下 疲労回復・胃腸の不調・足の重だるさ
三陰交(さんいんこう) 内くるぶしの中央から指4本上、骨のきわ 冷え・むくみ・婦人科系の不調全般

まず1か所目を覚えるなら、足裏中央の湧泉から始めるのが鉄板です。「腎経(じんけい)の出発点」と位置づけられる重要なツボで、押した時の体感がわかりやすく、効きを実感しやすいという特徴があります。

部位別に見る足のツボの押し方

足裏のツボ・反射区

足裏は反射区がもっとも密集している領域です。親指は「頭・脳・首」、人差し指から薬指の付け根は「目」、土踏まずは「胃・腸・膵臓」、かかとは「骨盤・生殖器・腰」――というように、足裏全体に全身の地図が広がっています。

最初に押すべきは湧泉(ゆうせん)。足指を握り込んだ時にできる、足裏中央のくぼみが正解です。両手の親指を重ねて当て、息を吐きながら3〜5秒かけてゆっくり圧をかけ、息を吸いながら離す――これを5〜10回繰り返します。痛気持ちいい程度の圧が目安で、ゴリゴリと感じる場所は老廃物が滞っているサインとされています。

かかとの中央には失眠(しつみん)があります。文字どおり「眠れない」状態に働きかけるツボとして知られ、寝つきが悪い夜に、げんこつでトントンと軽く叩くだけでも体感が変わることがあります。快適な睡眠をとる方法と組み合わせて活用してみてください。

足の甲のツボ

足の甲には、肝経(かんけい)・胆経(たんけい)・胃経(いけい)などの経絡が走り、ストレスや自律神経の乱れに働きかけるツボが集まっています。

太衝(たいしょう)は、足の甲を人差し指でかかとに向かってなぞっていき、親指と人差し指の骨がV字に合流する手前で指が止まる場所にあります。イライラ・不眠・目の疲れ・ストレス過多のサインを伴う時の代表的なツボで、デスクワーク中にこっそり押せる位置にあるのも魅力です。

足臨泣(あしりんきゅう)は、薬指と小指の骨が合流する手前のくぼみ。肩こり・頭痛・偏頭痛に働きかけ、特に「肩から首にかけて重い・後頭部が締めつけられる」タイプの不調と相性がよいツボです。

内庭(ないてい)は、人差し指と中指の骨の付け根のくぼみ。胃の不調・食欲不振・下半身の冷えに働きかけ、食べ過ぎや胃もたれの時に押すと体感が出やすいツボとして知られています。

足の側面・くるぶし周りのツボ

足首まわりは、腰痛・冷え・婦人科系のお悩みに直結する経絡が密集する重要エリアです。

内くるぶしとアキレス腱の間にあるのが太谿(たいけい)。腎経の代表的なツボで、冷え・腰痛・耳鳴り・婦人科系の不調に幅広く働きかけます。親指でゆっくり押し込み、5秒キープ→離すを5回ほど繰り返します。

外くるぶしとアキレス腱の間にあるのが崑崙(こんろん)。膀胱経のツボで、慢性腰痛・首こり・足首の硬さに働きかける位置にあります。立ち仕事や長時間の運転のあと、こり感を感じるエリアです。

内くるぶしの真下にある照海(しょうかい)は、慢性腰痛・冷え・むくみに働きかけ、太谿と組み合わせて押すとよりじんわりと効きやすくなります。

ふくらはぎ・膝下のツボ

ふくらはぎは「第二の心臓」の本体ともいえる部位で、ここを丁寧にケアすると下半身全体の血流とリンパの戻りが改善します。

足三里(あしさんり)は、膝のお皿の下端から指4本下、すねの骨の外側のくぼみ。胃経の代表的なツボで、「歩き疲れの足」「胃腸の不調」「全身のスタミナ低下」に働きかけます。江戸時代の松尾芭蕉が長旅の前に灸を据えた逸話でも知られる、養生のツボの代表格です。

三陰交(さんいんこう)は、内くるぶしの中央から指4本(7〜8cm)上、骨のきわ。脾経・肝経・腎経の3つが交わるツボで、女性のお悩み(冷え・むくみ・生理不順・更年期症状など)に幅広く対応するツボとして特に重要視されています。

承山(しょうざん)は、ふくらはぎの中央、アキレス腱から上にたどっていき、ふくらはぎの筋肉が割れる谷間部分。立ちっぱなしの脚のだるさ・こむら返り予防に有効なツボで、ふくらはぎマッサージのフィニッシュとして取り入れる方も多いポイントです。

悩み別おすすめツボの組み合わせ

1つのツボだけでなく、2〜3つを組み合わせて押すと、お悩みに応じた相乗効果が期待できます。整体院の現場でも、よくお伝えしている組み合わせを以下にまとめました。

お悩み おすすめツボの組み合わせ タイミング
全身の疲労回復 湧泉+足三里+三陰交 入浴後・就寝前
脚のむくみ・重だるさ 三陰交+承山+照海 夕方・入浴中
冷え性 湧泉+太谿+三陰交 朝起床時・就寝前
肩こり・首こり 足臨泣+崑崙+足の親指の付け根 デスクワークの合間
慢性腰痛 崑崙+照海+太谿 入浴後
眼精疲労・頭痛 太衝+足臨泣+足の人差し指の付け根 夕方・PC作業後
不眠・寝つきの悪さ 失眠+湧泉+三陰交 就寝30分前
胃腸の不調・便秘 内庭+足三里+土踏まず全体 食後30分以降
イライラ・ストレス 太衝+湧泉+三陰交 気になった時いつでも
生理痛・婦人科系 三陰交+太谿+照海 入浴後・痛む前から

ここで重要なのは、ツボを「痛気持ちいい程度」で押すこと。我慢して激痛に耐えるのは逆効果で、自律神経が逆に乱れる原因になります。次の章で詳しく解説します。

足のマッサージとツボ押しの正しい押し方

圧の強さ・押す時間・回数の目安

ツボ押しの基本は「痛気持ちいい強さ」です。皮膚の表面が少し凹む程度の圧を、3〜5秒かけてゆっくり加え、3〜5秒かけてゆっくり離す。これを1か所につき5〜10回繰り返すのが標準です。

強く押せば押すほど効くというのは大きな誤解で、強圧は筋肉の防御反応を引き起こして硬さを増やしたり、毛細血管を傷つけて内出血の原因になることがあります。「翌日揉み返しで疲れる」のは押しすぎ・強すぎのサインです。マッサージと整体の違いを理解しておくと、ご自身に必要な刺激量を見極めやすくなります。

押す時の指の使い方と道具の活用

指の使い分けにもコツがあります。広い範囲(土踏まず・かかと)は親指の腹で、ピンポイントのツボは親指の先か人差し指の関節で、足の甲の細かい場所は人差し指の先で――というように、押す場所の広さに合わせて指を変えます。

道具を使うと、指の負担を減らしながら均一な圧をかけられます。手軽なのは次の3つです。

道具を活用したケアの応用例はストレッチコロコロ(フォームローラー)もご参照ください。

効果を高めるベストタイミング

ツボ押しがもっとも効きやすいタイミングは、入浴後の身体が温まった状態です。血流が促進されているため、組織が柔らかく、ツボへの刺激が深く届きやすくなります。次にすすめたいのが就寝前。副交感神経を引き出し、入眠の質を上げる効果が期待できます。

逆に避けたいのが、食後すぐ・飲酒後・激しい運動の直後・体調不良時。消化や回復にエネルギーが向いている最中の強い刺激は、身体への負担になります。食後は30分以上空けてから、というのが基本ルールです。

効果を引き出す5つのコツ

同じツボを押しても、ちょっとした条件の違いで体感が大きく変わります。整体院の現場でお伝えしているコツを5つに絞ってご紹介します。

コツ1:足を温めてから始める

冷えた足にいきなり強い刺激を加えるのは、肌や筋肉への負担が大きく、効きも悪くなります。お風呂・足湯・蒸しタオルなどで足を温めてから始めると、組織が柔らかくなり、ツボ刺激が深く届きやすくなります。冬場は特に、足湯(40度前後のお湯に5〜10分)を組み合わせるだけで、体感が大きく変わります。

コツ2:呼吸と押すリズムを合わせる

息を吐きながら押す、息を吸いながら離す――この呼吸との連動を意識すると、副交感神経が優位になり、リラックス効果が増します。逆に息を止めて力任せに押すと、交感神経が刺激されて緊張が高まり、痛みも感じやすくなります。「ふぅーっ」と長く吐きながら3〜5秒押すリズムを習慣化してください。自律神経を整える呼吸法と組み合わせると相乗効果が出やすくなります。

コツ3:水分補給を忘れない

ツボ刺激で血流とリンパが促進されると、老廃物が体内を移動して肝臓・腎臓で処理されます。この時、体内の水分が不足していると、老廃物の運搬と排出が滞ってしまいます。ツボ押しの前後に、常温の水か白湯を200ml程度ゆっくり飲む習慣をつけてください。冷たい飲み物は内臓を冷やすため、温度に気をつけるのがポイントです。

コツ4:左右両方をバランスよく

「左右どちらかだけ痛い」「右だけ集中的に押したい」と感じる方が時々いらっしゃいますが、原則は左右両方をバランスよく行うことです。片側だけに集中すると、左右の感覚差が広がり、姿勢のバランスを崩す原因になることもあります。ただし、痛い場所ほどゆっくり丁寧に、痛くない場所もきちんと回数を確保する、という意識で進めてください。

コツ5:単発で終わらせず継続する

ツボ押しは即効性が出ることもありますが、慢性的な不調に対しては「習慣化」がカギです。1日5〜10分でかまわないので、毎日入浴後にルーティン化することで、徐々に体質が変わっていく――これが現場で繰り返し見てきた実感です。「3週間続けたら、夕方のむくみが軽くなった」という変化は、特別なことではありません。

やってはいけないNG行動と禁忌

セルフケアと同じくらい大切なのが、悪化させないために避けたい行動の把握です。

NG行動 理由 代替策
激痛を我慢して強圧で押し続ける 筋肉が防御反応で硬くなる・内出血のリスク 痛気持ちいい強さに留める
食後すぐ・飲酒後にツボ押し 消化器に負担・気分不良の原因 食後30分以上空けてから
発熱時・体調不良時に行う 免疫反応中の刺激は逆効果 回復してから再開する
同じ場所を長時間(10分以上)集中刺激 皮膚の炎症・色素沈着のリスク 1か所5〜10回・全体で15分以内
傷・湿疹・水虫がある場所への刺激 炎症の悪化・感染拡大の可能性 皮膚トラブルが落ち着いてから
急性のむくみ・腫れの上から強く押す 血栓症など重大疾患の見逃しリスク 片足の急な腫れは内科を受診

特に注意したい禁忌事項

⚠ 次の方は、自己判断でツボ押しを行わず、必ず医師に相談してください

  • 妊娠中の方(三陰交・太衝・合谷など子宮収縮を促すとされるツボは特に避ける)
  • がん治療中・治療後で主治医からマッサージの制限を受けている方
  • 深部静脈血栓症の既往がある方・片足だけが急に腫れている方
  • 心不全・腎不全・肝硬変など重い慢性疾患のある方
  • 発熱中・感染症の症状があるとき
  • 骨粗鬆症が進行している高齢の方(強圧での骨折リスク)
  • 糖尿病で足の感覚が鈍くなっている方(知覚低下で過剰刺激の自覚なし)

特に妊娠中の三陰交・太衝・合谷は、伝統的に「催陣・流産に関わるツボ」とされているため、専門知識のないセルフケアでの強い刺激は避けるのが原則です。妊婦さん向けのケアは、必ず産科医または資格のあるマタニティケア専門家にご相談ください。

「ツボを押しても効きが悪い」と感じる時の構造的な背景

「人にやってもらうと効くのに、自分で押しても効果が薄い」「ツボ押しをしても、翌朝にはまたパンパン」「YouTubeを見て試したけれど体感が出ない」――こうしたご相談を、整体院の現場でよくお聞きします。理由は明確で、足のツボの効きには「足そのものの構造の状態」が大きく影響しているからです。

具体的には、次の3つの構造的要因があると、ツボ刺激が深く届きにくくなります。

構造的要因 なぜツボの効きが悪くなるのか サイン
扁平足・土踏まずの低下 足裏全体に体重が分散せず、特定部位だけが慢性硬化 足裏全体がのっぺり・夕方の足裏痛
浮き指・足指の機能低下 足指の経絡が機能せず、頭・首・目への反射が鈍る 立位で足指が床に着かない・足指が動かしにくい
足首の硬さ・可動域低下 下半身全体の血流とリンパが滞り、回復しにくい しゃがめない・足首を回すと音がする

つまり、毎日ツボ押しを続けても、根本の足の構造が崩れていると、流したそばからまた滞る循環に陥ってしまうのが実情です。足首矯正で身体の土台を整える方法も参考にしていただくと、構造面からのアプローチがイメージしやすくなります。

受診すべきサイン

ツボ押しはあくまでセルフケアであり、医療行為ではありません。次のような症状がある場合は、自己判断でマッサージを続けず、医療機関を受診してください。

⚠ 次のサインは医療機関への受診を優先

  • 片足だけが急に腫れ、熱感や赤みがある(深部静脈血栓症の疑い)
  • 足の感覚が鈍い・しびれが続く(神経障害・糖尿病性末梢神経障害の疑い)
  • 歩くと足の特定部位に強い痛みが出る(足底腱膜炎・モートン病・疲労骨折)
  • 夜間も続く深い痛みや痺れ
  • 足の色が変色している(循環障害の疑い)
  • 2週間以上引かないむくみ・体重減少を伴うむくみ
  • 原因不明の発熱・倦怠感を伴う足の不調

これらに当てはまる場合は、整形外科・血管外科・内科などの専門医にまず相談してください。ツボ押しで様子を見るのは、医療的な原因が除外されたあとです。

CUREPROに相談した方がよいケース

次のようなお悩みは、セルフケアだけでは届きにくい構造の問題が背景にあるケースが多くなります。

CUREPROでは、骨盤・背骨・足首・足裏の構造を整える整体で、ツボ押しやマッサージが効きやすい身体の土台そのものを作り直していくアプローチを行っています。「薬に頼らず、本来の力を引き出す」をコンセプトに、整体を「食事・睡眠・運動と並ぶ第4の生活習慣」として位置づけているのが、CUREPROの考え方です。CUREPROの整体とはもぜひご覧ください。

ツボ押しと整体は対立するものではなく、組み合わせて使うことで、お互いの効果を引き出し合うセルフケアの両輪になります。「セルフケアを続けたい・けれど結果が定着しない」とお感じの方は、構造面からの根本改善というもう一つの選択肢があることを知っておいてください。

足のマッサージとツボに関するよくある質問

Q. 足のツボは毎日押してもいいですか?

1日5〜10分・1か所5〜10回程度であれば、毎日続けていただいて問題ありません。むしろ慢性的な不調には、毎日の継続が結果につながります。ただし、強い圧で長時間・同じ場所を集中して刺激し続けるのは皮膚や筋肉を傷める原因になるため、痛気持ちいい強さで全体に行き渡らせるのが正解です。

Q. 足のツボを押すと「ゴリゴリ」と感じるのはなぜですか?

東洋医学的には、ゴリゴリした感覚は気・血の流れが滞っている老廃物のサインとされています。現代医学的には、筋膜の癒着・筋肉のしこり(トリガーポイント)・血管周りの組織の硬化などが考えられます。継続的に押すことで、徐々にゴリゴリ感が減っていくケースが多く見られます。

Q. 足のツボを押すと痛いのですが、強く押した方が効きますか?

痛気持ちいい強さが最大の効果を引き出すラインで、激痛を我慢して強く押すのは逆効果です。強圧は筋肉の防御反応で硬さを増し、内出血のリスクも高まります。「肌の表面が少し凹む程度」を目安に、ゆっくり押してゆっくり離す呼吸を意識してください。

Q. ツボ押しと反射区マッサージはどう違うのですか?

ツボは東洋医学発祥の「点」へのピンポイント刺激、反射区は西洋発祥の「面(エリア)」への刺激で、考え方の起源が異なります。実際のセルフケアでは厳密に区別せず、両方の知見を組み合わせて使うのが現実的です。本記事でも両方を取り入れて解説しています。

Q. 妊娠中に足のツボを押しても大丈夫ですか?

妊娠中は三陰交・太衝・合谷など子宮収縮に関わるとされるツボは避けるのが原則です。冷えやむくみで足のケアをしたい場合は、まず産科医に相談し、安全な範囲で行ってください。マタニティ専門の施術者を選ぶのが安心です。

Q. 足のツボを押した翌日に揉み返しのような痛みがあります。続けて大丈夫ですか?

軽い違和感程度であれば「好転反応」とされることもありますが、明確な揉み返しは押しすぎ・強すぎのサインです。圧を弱めて1〜2日休み、回復してから再開してください。続けて強圧で刺激するのは推奨できません。

Q. ツボ押しの道具は何を使えばいいですか?

初心者向けには、足裏全体には「ゴルフボール」、ピンポイントには「つぼ押し棒」、ふくらはぎなど広範囲には「フォームローラー」の3つで十分です。電動マッサージ機器は便利ですが、強圧になりやすいため、設定を弱めから始めるのが安心です。

Q. 足のツボ押しと運動はどちらを優先すべきですか?

慢性的な不調には、両方を組み合わせるのが効果的です。ツボ押しはその場の循環を整え、運動は根本の筋ポンプ機能を高めます。健康ウォーキングの効果もぜひ参考にしてください。

Q. 子どもや高齢者にツボ押ししても大丈夫ですか?

子どもは皮膚が薄く骨も柔らかいため、大人の半分以下の圧で短時間に留めるのが原則です。高齢者は骨粗鬆症の進行度や持病(糖尿病・心疾患・血栓症など)を確認したうえで、必ず弱い圧から始めてください。判断に迷う場合は専門家に相談を。

Q. ツボ押しでダイエットはできますか?

ツボ押しそのものに脂肪を燃やす作用はありません。むくみの解消で見た目がスッキリする、代謝が整いやすい身体作りの一助になる――この程度の位置づけが現実的です。本格的な体重管理は、食事・運動・睡眠の見直しとセットで考えてください。

まとめ

足のマッサージとツボ押しは、自宅でできるセルフケアの中で、もっとも手軽で取り入れやすい方法のひとつです。湧泉・太衝・足三里・三陰交といった代表的なツボを、入浴後の温まった状態で、痛気持ちいい強さで、息を吐きながらゆっくり押す――この基本さえ押さえれば、今日から始められます。

同時に、ツボ押しを毎日続けても、すぐに戻ってしまう不調には、扁平足・浮き指・足首の硬さといった構造的な背景が隠れていることが多いのも事実です。セルフケアで届かない部分に気づいたとき、足首・足裏の構造を整える整体という選択肢があることを思い出してください。

CUREPROでは、骨盤・背骨・足首・足裏の構造を整えることで、ツボ押しやセルフマッサージの効果が定着しやすい身体の土台を作り直すアプローチをご提案しています。「ずっとセルフケアを続けてきたけれど、もう少し定着させたい」「足の構造から見直したい」――そんなお悩みがありましたら、お気軽にCUREPROまでご相談ください。整体に初めて行く方へもご参考になります。

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この記事の監修者

阿部純治(あべ じゅんじ)
柔道整復師(国家資格)・株式会社May-Plus代表

2011年に整体院を開業、2013年に株式会社May-Plusを設立。CUREPROブランドで首都圏(埼玉・東京・千葉)に10店舗を展開する代表経営者。日本大学法学部卒業後、中央医療学園専門学校で柔道整復師資格を取得。

「保険診療に依存しない構造改善型整体モデル」を推進し、整体を「食事・睡眠・運動と並ぶ第4の生活習慣」として位置づける。「患者様・スタッフ・愛する家族を幸せにする」を経営理念に、「日本一の健康プラットフォーム」をVisionに掲げて事業展開している。

CUREPRO代表メッセージ

免責事項:本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的な診断・治療・処方を行うものではありません。ツボ押しはセルフケアであり、医療行為ではありません。妊娠中・治療中・持病のある方、原因不明の症状がある方は、自己判断でツボ押しを続けず、医師にご相談ください。記事内で紹介するセルフケアは、症状の程度や個別の状態によっては適さない場合があります。痛みが強い・長引く・悪化する場合は、医療機関への受診をおすすめします。

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