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コラム

腰痛改善のためのインナーマッスルの鍛え方
大腰筋・腹横筋・多裂筋トレーニング7選を徹底解説

目次

腰痛改善のためのインナーマッスルの鍛え方|大腰筋・腹横筋・多裂筋トレーニング7選を徹底解説【柔道整復師監修】

▼この記事の監修者

CUREPRO代表 阿部純治 柔道整復師

阿部純治(あべ じゅんじ)

柔道整復師(国家資格)・株式会社May-Plus代表

2011年に整体院を開業、2013年に株式会社May-Plusを設立。CUREPROブランドで首都圏(埼玉・東京・千葉)に10店舗を展開する代表経営者。日本大学法学部卒業後、中央医療学園専門学校で柔道整復師資格を取得。

「腰痛が慢性化していてつらい」「インナーマッスルが腰痛改善に良いと聞いたけど、何を鍛えればいい?」「ドローインって本当に効くの?」「腹筋を頑張っても腰痛が治らない」「ジムに行かなくても自宅で鍛えられる?」──こうしたお悩み、本当に多いですよね。

腰痛改善のためのインナーマッスルの鍛え方・大腰筋腹横筋多裂筋トレーニング7選を徹底解説

腰痛の根本改善には「インナーマッスルを鍛えること」が最も重要です。腰椎を取り囲む約20種類の筋肉のうち、腹横筋・多裂筋・大腰筋(腸腰筋)・骨盤底筋群・横隔膜の5つが「天然のコルセット」として腰椎を内側から支えています。これらインナーマッスルが弱ると、腰椎が不安定になり腰痛・ぎっくり腰・椎間板ヘルニアのリスクが高まります。

注意すべきは、「腹筋(腹直筋)を頑張っても腰痛は治らない」こと。腹直筋はアウターマッスルで体幹安定への関与は乏しい筋肉。「シックスパッド」は見た目重視であり腰痛予防には腹横筋などインナーマッスルが重要です。さらにプランクなど一般的な体幹トレーニングは、慢性腰痛の方には逆効果になることもあるため、正しいやり方を知ることが大切。

20年の臨床現場で、「整体で骨格を整えてから、インナーマッスルトレーニングを始める」と劇的な改善が見られることを確認してきました。骨盤・背骨が歪んだままトレーニングしても、腰への負担は減りません。整体×インナーマッスル強化の組み合わせが、根本的な腰痛改善の最強アプローチです。

本記事では、整体院・整骨院10店舗を運営する経営者であり、柔道整復師として20年の臨床経験を持つCUREPROの代表が、腰のインナーマッスル5種の解剖、アウターマッスルとの違い、効果的なトレーニング7選(ドローイン・バードドッグ・プランク・大腰筋トレ等)、正しいやり方、注意点、整体との相乗効果まで網羅的に解説します。

※本記事の特徴:「慢性腰痛を根本改善したい」方向けに、腰のインナーマッスル5種の解剖+トレーニング7選+整体アプローチを網羅。正しい順番でやるから効果が出る独自の視点も解説します。

※腰痛の整体施術についてはCUREPRO腰痛施術ページもご覧ください。

なぜ腰痛にインナーマッスルが重要なのか

腰椎を支える「天然のコルセット」

腰椎(腰の骨)はわずか5個の骨で上半身の重さを支える非常に負担の大きい部位。腰椎を取り囲む約20種類の筋肉が連携して腰を安定させています。中でもインナーマッスルが「内側のコルセット」として最も重要な役割を果たしています。

体幹筋の3層構造 役割 代表的な筋肉
外層(アウターマッスル) 姿勢維持・大きな動き 腹直筋・外腹斜筋・脊柱起立筋
中間層(インナーマッスル) 姿勢の安定・腹圧UP 腹横筋・内腹斜筋・多裂筋
深層(インナーマッスル) 背骨の制御・神経伝達 回旋筋・横突間筋

アウターマッスルとインナーマッスルの違い

比較項目 アウターマッスル インナーマッスル
位置 体表近く 体の深層
筋肉の色 白筋(瞬発力型) 赤筋(持久力型)
主な役割 大きな動き・力 姿勢保持・関節安定
腰痛への影響 関与少ない 直接関与・最重要
疲れにくさ 疲れやすい 疲れにくい
代表例 腹直筋(シックスパック) 腹横筋(コルセット筋)

「腹筋を頑張っても腰痛が治らない」理由

多くの方が腰痛改善のために「腹筋運動(クランチ)」を頑張りますが、これは腹直筋(アウターマッスル)を鍛える運動。腰椎の安定化への寄与は限定的です。腰痛改善には、腹横筋・多裂筋などのインナーマッスル強化が最重要です。

参考:サライ.jp「腰痛改善には必須!体幹インナーマッスルトレーニング」

阿部純治

20年の臨床現場で痛感しているのは「腹筋を100回やっても、腰痛は治らない」ということ。腰痛で来院される方の多くが「腹筋を頑張っているのに治らない」とおっしゃいます。それは間違ったアプローチなんです。腰の天然のコルセットである腹横筋・多裂筋・大腰筋を鍛え、骨格を整体で整えること。この組み合わせで初めて根本改善が見込めます。

腰痛改善に必須|5つのインナーマッスル

No 筋肉名 位置 主な役割
1 腹横筋(ふくおうきん) 腹部最深層 天然のコルセット
2 多裂筋(たれつきん) 背骨の深層 背骨を一節ずつ安定
3 大腰筋(だいようきん) 腰椎〜大腿骨 骨盤を起こす・脚上げ
4 骨盤底筋群 骨盤の底 内臓を下から支える
5 横隔膜 肺の下 呼吸+腹圧UP

①腹横筋|「天然のコルセット」

腹部最深層にあり、腰からお腹をぐるっと取り巻く形でコルセットそっくり。収縮するとお腹を引っ込めるように働き、腹腔内圧を高めて腰椎を内側から支える最重要筋。

②多裂筋|背骨を一節ずつ安定させる

背骨の深層に位置し、椎骨と椎骨を細かく結ぶ筋肉。脊柱起立筋(アウター)の奥にあり、背骨の動きを精密に制御します。腰痛時に最も衰えやすい筋肉です。

③大腰筋(腸腰筋の一部)|骨盤を起こす要

腰椎から大腿骨をつなぐ大型のインナーマッスル骨盤を起こす・脚を上げる働きを持ち、衰えると反り腰・歩行能力低下・つまずきやすさの原因に。腸腰筋(大腰筋+小腰筋+腸骨筋)として総称されることも。

④骨盤底筋群|骨盤の底のハンモック

骨盤の底にハンモック状に広がる筋肉群。内臓を下から支え、女性の出産・加齢で緩みやすい。緩むと尿漏れ・骨盤の歪み・腰痛の原因に。

⑤横隔膜|呼吸と腹圧の中心

肺の下にあるドーム状の筋肉。腹式呼吸の主役で、腹圧を高めて体幹を内側から安定させる。深い呼吸が腰痛改善の鍵です。

腰痛改善のインナーマッスルトレーニング7選

No トレーニング 主に鍛える筋肉 難易度
1 ドローイン 腹横筋 ★(初心者向け)
2 バードドッグ 多裂筋 ★★
3 椅子もも上げ 大腰筋 ★(超簡単)
4 骨盤底筋エクササイズ 骨盤底筋群 ★(座位可)
5 腹式呼吸 横隔膜 ★(超簡単)
6 プランク(改良版) 腹横筋・多裂筋 ★★★
7 ヒップリフト 骨盤底筋群・大臀筋 ★★

①ドローイン|腹横筋を鍛える基本中の基本

腰痛改善トレーニングの王様仰向けでお腹を凹ませる呼吸法です。

やり方:

  1. 仰向けで膝を立てる
  2. 大きく息を吸う
  3. 息を吐きながら、お腹を背中に押し付けるように凹ませる
  4. 凹ませた状態で30秒キープ(浅く呼吸OK)
  5. 5回×1日2セット

ポイント:

②バードドッグ|多裂筋を鍛える

腰椎を直接支える多裂筋を鍛える最強種目

やり方:

  1. 四つん這いになる(両手は両肩の真下、両膝は両股関節の真下)
  2. 背中をまっすぐに保つ
  3. 右手と左足を床と平行になるまで伸ばす
  4. 10秒キープ
  5. 反対側も同様に
  6. 左右3回×1セット

ポイント:

③椅子もも上げ|大腰筋を鍛える

椅子に座って太ももを上げるシンプルな種目。

やり方:

  1. 椅子に座り、背筋を伸ばす
  2. 右の太ももをゆっくり10cm上げる
  3. 3秒キープしてゆっくり下ろす
  4. 左右10回×1セット

ポイント:

④骨盤底筋エクササイズ|骨盤底筋群を鍛える

肛門と陰部を引き上げるイメージで力を入れる

やり方:

  1. 椅子に座る or 仰向けで膝を立てる
  2. 肛門・尿道・膣(または睾丸)を引き上げるように力を入れる
  3. 10秒キープ
  4. ゆっくり緩める(10秒)
  5. 10回×1日3セット

ポイント:

⑤腹式呼吸|横隔膜を鍛える

腹圧UPと自律神経を整える一石二鳥のエクササイズ

やり方:

  1. 仰向けで膝を立てる
  2. お腹に手を置く
  3. 鼻から4秒で息を吸い、お腹を膨らませる
  4. 口から8秒かけてゆっくり吐き、お腹を凹ませる
  5. 10回×1日2セット

自律神経を整える呼吸法|副交感神経が高まる理由と実践のコツ

⑥プランク(改良版)|慢性腰痛者でもできる

注意:従来のプランクは慢性腰痛の方には負担大「膝つきプランク」から始めるのが安全です。

やり方:

  1. うつ伏せから両肘とつま先(または膝)で身体を支える
  2. 頭からかかと(膝)まで一直線
  3. ドローインを意識しながらキープ
  4. 20〜30秒×3セット

ポイント:

⑦ヒップリフト|骨盤底筋群+大臀筋

骨盤底筋群と大臀筋(アウター)を同時に鍛える

やり方:

  1. 仰向けで膝を90度に曲げる
  2. 足裏で床を押してお尻を持ち上げる
  3. 頭から膝まで一直線になる位置で3秒キープ
  4. ゆっくり下ろす
  5. 10回×3セット

阿部純治

20年の臨床現場で、慢性腰痛の方にプランクを勧めて症状が悪化した例を何度も見てきました。その理由は、腹横筋に力が入らない状態でプランクをすると、腰の筋肉(脊柱起立筋などのアウター)を使ってしまうから。だから本記事のように、まずドローインで腹横筋を活性化し、徐々にレベルアップする順番が大切なんです。

トレーニングの正しい順番|効果が出る黄金プログラム

3段階の進め方

段階 期間 メニュー
①基礎期 1〜2週間 腹式呼吸+ドローイン
②強化期 3〜4週間 +椅子もも上げ・骨盤底筋
③応用期 5週目以降 +バードドッグ・プランク・ヒップリフト

1日のおすすめスケジュール

タイミング メニュー 時間
腹式呼吸+ドローイン 5分
昼(デスクワーク中) 椅子もも上げ・骨盤底筋 3分
夜(入浴後) バードドッグ・プランク 10分

合計1日18分のメニュー。週5日継続で、2週間〜1ヶ月で効果を実感できる方が多いです。

トレーニング時の注意点|逆効果にしないために

注意点 理由
急性腰痛(ぎっくり腰)時はNG 炎症期は安静が優先
痛みが出たら即中止 悪化のリスク
フォームを最優先 回数より質
いきなりプランクは危険 腰の筋肉に負担
発熱・しびれ・尿失禁時は受診 重篤疾患の可能性

医療機関を受診すべきサイン

危険な兆候 疑われる疾患
足のしびれ・麻痺 椎間板ヘルニア
発熱を伴う腰痛 感染症
急激な体重減少 悪性腫瘍の可能性
尿失禁・頻尿 馬尾症候群
じっとしていても痛い 重篤疾患の可能性

CUREPROが考える「整体×インナーマッスル」

なぜ整体とトレーニングを組み合わせるべきか

課題 整体×トレーニングでの解決
骨盤・背骨の歪み 整体で骨格を整える
インナーマッスル弱化 トレーニングで強化
フォームが分からない 専門家のアドバイス
慢性炎症・筋肉硬化 整体で除去
姿勢不良 姿勢改善指導

「整体→トレーニング→継続」の正しい順番

骨盤・背骨が歪んだままトレーニングしても効果が半減します。CUREPROの推奨アプローチは以下の通り。

  1. 整体で骨格を整える(月2〜4回)
  2. 整った状態でインナーマッスルトレーニング(1日18分)
  3. 3ヶ月継続して習慣化

阿部純治

CUREPROには「インナーマッスルを鍛えても腰痛が治らない」と来院される方が多くいます。原因は骨盤・背骨の歪み。骨格が整っていないと、いくらトレーニングしても腰の負担は変わりません。整体で骨格を整えて、その状態でインナーマッスルを鍛える。3ヶ月継続することで、ほとんどの慢性腰痛が劇的に改善されます。これが20年の臨床現場で確信していることです。

CUREPROの整体とは|骨格から変える施術と他院との違い

整体とは|定義・施術内容・歴史・他施設との違い

CUREPRO腰痛施術ページ|根本改善アプローチ

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腰痛とインナーマッスルに関するよくある質問

Q. 何回・何セットやれば腰痛が治りますか?

1日18分(7種類のうち基礎3種類)を週5日、3ヶ月継続が目安。2週間で身体の軽さ、1ヶ月で姿勢の変化、3ヶ月で慢性腰痛改善を実感できます。

Q. 腹筋運動(クランチ)は腰痛改善に効きますか?

限定的です。腹直筋(アウター)を鍛える運動のため、腰椎安定化への寄与は小さい。腹横筋・多裂筋を鍛えるドローインやバードドッグの方が効果的です。

Q. プランクとドローイン、どちらを優先すべき?

慢性腰痛の方はドローインから。プランクは腹横筋を使えていない状態でやると腰の筋肉に負担がかかり逆効果。2〜4週間ドローインで土台を作ってからプランクに進みましょう。

Q. ぎっくり腰の時にトレーニングしてもいい?

絶対にダメ。急性期(発症から3〜7日)は安静が優先。痛みが落ち着いてから腹式呼吸→ドローインの順で開始してください。

Q. ピラティスはインナーマッスルに効きますか?

非常に効果的です。インナーマッスル特化のエクササイズで、腰痛改善目的なら最適。専門スタジオ+整体メンテナンスの組み合わせが最強です。

Q. 何歳からでも始められますか?

はい、何歳でもOK。むしろ高齢者ほど大腰筋・骨盤底筋群の強化が必要。椅子もも上げ・骨盤底筋エクササイズから始めてください。

Q. 効果が出る期間はどれくらい?

2〜4週間で感覚的な変化、3ヶ月で見た目・痛みの改善。継続が鍵です。

Q. 反り腰が原因の腰痛にも効きますか?

はい、特に効果的です。大腰筋(腸腰筋)+腹横筋の強化で骨盤を起こせるようになり、反り腰が改善します。

Q. EMSパッドで鍛えるのは効果ありますか?

補助的に効果あり。ただし、自分の力で動かすトレーニングの方が脳との連動性が良くなり、実用的な改善につながります。

Q. 骨盤底筋エクササイズって男性もやるべき?

はい、男性にも重要。骨盤底筋群は男女ともに体幹安定に重要な筋肉です。

Q. 整体に通えばトレーニングは不要?

両方が必要。整体で骨格を整え、トレーニングで筋肉を強化することで、はじめて根本改善が実現します。

Q. 椎間板ヘルニアでもインナーマッスル強化できますか?

主治医に相談を。一般的にはドローイン・腹式呼吸など負担の少ない種目から始めるのが安全です。

まとめ|「天然のコルセット」で根本改善

腰痛改善のためのインナーマッスルについて、5種類の解剖・アウターとの違い・トレーニング7選・正しい順番・注意点・整体との関係まで網羅的に解説しました。

腰痛とインナーマッスルの本質

トレーニング7選

正しい順番

1日18分のスケジュール

注意点

CUREPROからの提案

「慢性腰痛が治らない」「腹筋を頑張っても改善しない」「正しい鍛え方を知りたい」という方は、ぜひ一度CUREPROにご相談ください。「人生のパフォーマンスを上げる整体」をコンセプトに、骨格調整とトレーニング指導の両面から腰痛根本改善をサポートします。首都圏10店舗ネットワークでお待ちしています。

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この記事の監修者

阿部純治(あべ じゅんじ) 柔道整復師(国家資格)・株式会社May-Plus代表

2011年に整体院を開業、2013年に株式会社May-Plusを設立。CUREPROブランドで首都圏(埼玉・東京・千葉)に10店舗を展開する代表経営者。日本大学法学部卒業後、中央医療学園専門学校で柔道整復師資格を取得。

「保険診療に依存しない構造改善型整体モデル」を推進し、整体を「食事・睡眠・運動と並ぶ第4の生活習慣」として位置づける。「患者様・スタッフ・愛する家族を幸せにする」を経営理念に、「日本一の健康プラットフォーム」をVisionに掲げて事業展開している。

CUREPRO代表メッセージ

参考文献・引用元

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