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コラム

主食・主菜・副菜の意味と違いから献立作りまで徹底解説

毎日の食事で「栄養バランスを整えたい」と思っても、具体的に何をどう食べればよいのか迷うことはありませんか。そんなとき役立つのが「主食・主菜・副菜」という考え方です。

主食・主菜・副菜は、厚生労働省と農林水産省が推進する「食事バランスガイド」にも取り入れられている、バランスの良い食事を組み立てるための基本的な枠組みです。この3つを毎食そろえることで、必要な栄養素を過不足なく摂取できるとされています。

本記事では、主食・主菜・副菜それぞれの定義や役割、具体的な料理例から、実践的な献立作りのポイントまで詳しく解説していきます。

たしかに…“バランスよく”って言われても、何を基準にすればいいのか分からないですよね。

主食・主菜・副菜の基本的な意味と役割

主食・主菜・副菜は、料理を栄養面での役割によって分類した考え方です。日本の伝統的な食事スタイル「一汁三菜」とも通じる概念であり、和食だけでなく洋食や中華料理にも応用できます。

バランスの良い食事とは、エネルギーが適切で必要な栄養素が過不足なく含まれている状態を指します。主食・主菜・副菜をそろえることで、炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素に加え、ビタミンやミネラル、食物繊維といった微量栄養素もバランスよく摂取しやすくなるのです。

食事バランスガイドでは、毎日の食事を「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」の5つの料理グループに分け、それぞれの適量を示しています。コマの形で表現されるのは、どれか1つでも欠けるとバランスが崩れて倒れてしまうことを象徴しているからです。

主食とは|活動のエネルギー源となる炭水化物

主食とは、ごはん、パン、麺類など、炭水化物を主成分とする料理を指します。読み方は「しゅしょく」で、英語では「staple food」と表現されます。

炭水化物は体を動かすための主要なエネルギー源であり、特に脳は炭水化物から得られるブドウ糖を唯一のエネルギー源としています。1日のエネルギー摂取量のうち、約50〜60%を主食から摂ることが推奨されています。

主食ご飯

主食に分類される料理の具体例

主食に該当する料理は多岐にわたります。和食であればごはんやおにぎり、おかゆ、もち、洋食であれば食パン、バゲット、クロワッサンなどのパン類、イタリアンであればパスタやピザの生地部分が主食に相当します。

麺類も主食に含まれ、うどん、そば、ラーメン、そうめん、焼きそばなど、日本人になじみ深い料理が並びます。シリアルやコーンフレーク、グラノーラといった朝食向けの穀物加工品も主食として位置づけられています。

朝ごはんのシリアルも“ちゃんと主食”って考えていいんだ、ちょっと安心。

 

主食の適量の目安

食事バランスガイドでは、成人の場合、1日あたり主食は5〜7つ(SV:サービング)が目安とされています。具体的には、ごはん中盛り(約150g)で1.5つ、食パン1枚(6枚切り)で1つ、うどん1玉やスパゲティ1人前で2つとカウントします。

ごはんであれば中盛りで4杯程度、食パンであれば6枚切りで6枚程度が1日の目安となります。ただし、年齢、性別、身体活動レベルによって適量は変動するため、自分に合った量を把握することが大切です。

主菜とは|体をつくるもととなるたんぱく質

主菜(しゅさい)とは、肉、魚、卵、大豆・大豆製品など、たんぱく質を主成分とする料理のことです。献立のメインディッシュにあたり、食卓の中心となる料理が該当します。

たんぱく質は筋肉、血液、骨、皮膚、髪など、体のあらゆる組織を構成する重要な栄養素です。また、ホルモンや酵素、免疫抗体の材料にもなるため、健康維持には欠かせません。成長期の子どもはもちろん、高齢者が筋肉量を維持するためにも、十分なたんぱく質摂取が求められます。

主菜に分類される料理の具体例

主菜の代表例としては、焼き魚、刺身、煮魚といった魚料理、生姜焼き、ハンバーグ、唐揚げ、ステーキなどの肉料理が挙げられます。卵焼き、目玉焼き、オムレツ、茶碗蒸しなどの卵料理も主菜に含まれます。

大豆・大豆製品を使った料理も主菜として扱われます。豆腐ステーキ、麻婆豆腐、納豆、厚揚げの煮物などがこのカテゴリーに該当します。植物性たんぱく質を積極的に摂りたい方にとって、大豆製品は貴重な選択肢となっています。

 

ハンバーグ画像

主菜の適量の目安

食事バランスガイドでは、成人の1日あたりの主菜は3〜5つ(SV)が目安です。目玉焼き1個分で1つ、焼き魚1切れや刺身1人前で2つ、ハンバーグや唐揚げなど肉料理1人前で3つとカウントします。

肉料理は脂質が多くなりがちなため、魚料理や大豆製品をバランスよく取り入れることが推奨されています。特に魚にはDHAやEPAといった良質な脂質が豊富に含まれており、週に2〜3回は魚を主菜にするのが理想的です。

副菜とは|体の調子を整えるビタミンとミネラル

副菜(ふくさい)とは、野菜、いも類、きのこ、海藻などを主材料とし、ビタミン、ミネラル、食物繊維を供給する料理です。主菜を補う役割を担い、小鉢やサラダ、和え物、煮物といった形で食卓に並びます。

副菜から摂取できるビタミンやミネラルは、体の調子を整え、免疫力を高める働きがあります。食物繊維は腸内環境を整えるだけでなく、食後の血糖値上昇を緩やかにしたり、コレステロールの吸収を抑制したりする効果も期待できます。

副菜小鉢

副菜に分類される料理の具体例

副菜の具体例としては、ほうれん草のおひたし、きんぴらごぼう、ひじきの煮物、切り干し大根の煮物、かぼちゃの煮物、筑前煮といった和食の定番料理が挙げられます。

洋食系の副菜としては、グリーンサラダ、コールスロー、ポテトサラダ、ラタトゥイユ、温野菜などがあります。中華風であれば、もやしのナムル、青菜炒め、棒々鶏のサラダなども副菜に分類されます。

酢の物、白和え、ごま和え、浅漬けといった調理法を変えることで、同じ野菜でもバリエーション豊かな副菜を作ることが可能です。

副菜の適量の目安

食事バランスガイドでは、成人の1日あたりの副菜は5〜6つ(SV)が目安となっています。野菜の小鉢1皿分が1つに相当し、野菜炒めのように量が多い料理は2つとカウントします。

厚生労働省は1日350g以上の野菜摂取を推奨しており、これを3つに分けると1食あたり約120g、小鉢にして2皿程度になります。具だくさんの味噌汁やスープも副菜としてカウントでき、1杯で1つ分の副菜を摂ったことになります。

味噌汁やスープなら取り入れやすいですね!

主食と主菜の違いをわかりやすく解説

主食と主菜は読み方が似ているため混同されがちですが、その役割は明確に異なります。主食はエネルギー源となる炭水化物を供給する料理であり、主菜は体を構成するたんぱく質を供給する料理です。

主食の「食」は「食べるもの」を意味し、主に穀物を指します。一方、主菜の「菜」は「料理」「おかず」を意味し、食卓の中心となるメインディッシュを指しています。

カレーライスや牛丼、親子丼といった丼物は、主食(ごはん)と主菜(肉や卵)が1つの器に盛られた「複合料理」として扱われます。カレーライス1皿であれば、主食2つ、主菜2つ、副菜2つ程度を含む料理としてカウントするのが一般的です。

副菜と副食の違いとは

副菜と似た言葉に「副食」がありますが、両者には違いがあります。副食は「主食以外の食べ物」を広く指す言葉であり、主菜と副菜の両方を含む概念です。つまり、ごはん以外のおかず全般を副食と呼ぶことができます。

対して副菜は、主菜を補う野菜中心の料理に限定されます。献立を考える際には、副食という大きなカテゴリーの中に主菜と副菜が含まれると理解しておくとわかりやすいでしょう。

給食や病院食などでは「主食・副食」という2区分で呼ばれることもありますが、栄養バランスをより細かく管理する場面では「主食・主菜・副菜」の3区分が用いられています。

判断に迷いやすい料理の分類

日常的に食べる料理の中には、主菜か副菜か判断に迷うものがあります。代表的なケースを確認しておきましょう。

納豆は主菜?副菜?

納豆は大豆製品であり、良質なたんぱく質を含むため主菜に分類されます。1パック(約50g)で主菜1つ分に相当します。ただし、納豆だけで主菜を満たすには量が少ないため、他のたんぱく質源と組み合わせるのが望ましいでしょう。

納豆も主菜に入るんですね!

味噌汁は何に分類される?

味噌汁の分類は、具材によって変わります。豆腐や油揚げが入っていれば主菜の要素を含み、わかめやきのこ、野菜が入っていれば副菜としてカウントできます。具だくさんの味噌汁は副菜1〜2つ分に相当する優れた料理です。

スープは主菜になる?

ポタージュやコンソメスープなど、具材が少ないスープは副菜としてカウントしにくい場合があります。一方、肉や魚介がたっぷり入ったシチューやクラムチャウダーは主菜の要素を含みます。ミネストローネのように野菜が豊富なスープは副菜1つ分として扱えます。

ご飯は主菜ではなく主食

「ご飯」と「主菜」を混同するケースがありますが、ご飯はあくまで主食です。ご飯に含まれる炭水化物はエネルギー源であり、たんぱく質源となる主菜とは役割が異なります。炊き込みご飯やチャーハンであっても、ベースとなるごはん部分は主食に分類されます。

乳製品と果物も加えてさらにバランスアップ

主食・主菜・副菜に加え、牛乳・乳製品と果物を毎日の食事に取り入れると、栄養バランスがさらに整います。食事バランスガイドでも、この5つの料理グループをそろえることが推奨されています。

乳製品と果物は意識しないと取れないですね。

牛乳・乳製品の役割

牛乳・乳製品はカルシウムの優れた供給源です。骨や歯の形成に不可欠なカルシウムは、日本人に不足しがちな栄養素の1つとされています。

1日の目安は牛乳であればコップ1杯(200ml)程度、ヨーグルトであれば小さめのカップ1個(100g)程度です。チーズやスキムミルクなど、他の乳製品で摂取しても構いません。

果物の役割

果物はビタミンCやカリウム、食物繊維の供給源となります。特にビタミンCは野菜からだけでは摂取しにくい場合もあり、果物で補うのが効果的です。

1日の目安はりんごであれば半分程度、みかんであれば2個程度です。ただし、果物には果糖も含まれるため、食べ過ぎには注意が必要です。

主食・主菜・副菜を揃えた献立作りのポイント

毎日の食事で主食・主菜・副菜をバランスよく揃えるために、実践的なコツを紹介します。

和食献立

まずは主菜から決める

献立を考える際は、最初に主菜を決めると全体がまとまりやすくなります。「今日は魚にしよう」「肉料理が続いたから豆腐にしよう」といった具合に、たんぱく質源を軸に考えていきます。

主菜のジャンル(和・洋・中)に合わせて副菜も同じテイストにすると、食卓に統一感が生まれます。焼き魚を主菜にするなら、副菜はほうれん草のおひたしやひじきの煮物といった和風の料理が合います。

副菜は主菜とのバランスを意識する

主菜が揚げ物など油を多く使う料理の場合、副菜はさっぱりとしたおひたしや酢の物を選ぶと良いでしょう。逆に主菜があっさりした魚料理であれば、副菜にコクのあるごま和えや炒め物を合わせることで満足感が高まります。

彩りも意識すると、見た目に美しいだけでなく、自然と多様な栄養素を摂りやすくなります。赤(トマト、にんじん)、緑(ほうれん草、ブロッコリー)、黄(かぼちゃ、とうもろこし)など、色の異なる野菜を組み合わせてみてください。

茶色ばかりにならないようにしないとですね!

完璧を目指さず継続を重視する

毎食必ず主食・主菜・副菜をそろえるのが理想ですが、忙しい日々の中で常に完璧を目指すのは現実的ではありません。栄養士が献立を立てる学校給食でも、1週間や1ヶ月単位で栄養バランスが整うよう計算されています。

家庭では、1日や2〜3日といった短い期間で帳尻を合わせる意識を持つと継続しやすくなります。昼食で野菜が不足したと感じたら、夕食で副菜を多めに取るといった調整を心がけましょう。

「毎日100点じゃなくていいって聞くと、気持ちがラクになりますね。」

朝食・昼食・夕食の献立例

主食・主菜・副菜をバランスよく取り入れた、1日の献立例を紹介します。

朝食の献立例

朝は時間や食欲がない場合も多いですが、1日の活動を支えるエネルギー補給のために朝食は大切です。主食だけでも摂るよう心がけ、できれば主菜や副菜も添えましょう。

和食の場合は、ごはん(主食)、焼き鮭(主菜)、ほうれん草のおひたし(副菜)、味噌汁(副菜)、納豆(主菜)といった組み合わせが定番です。洋食であれば、トースト(主食)、目玉焼き(主菜)、グリーンサラダ(副菜)、牛乳(乳製品)で手軽にバランスが整います。

昼食の献立例

昼食は午後からの活動エネルギーを補給する重要な食事です。外食やコンビニ食になる場合も、主食・主菜・副菜の視点で選ぶと栄養バランスが整いやすくなります。

和食であれば、ごはん(主食)、サバの味噌煮(主菜)、季節野菜の煮物(副菜)、ひじきの煮物(副菜)という組み合わせ。洋食であればミートソーススパゲティ(主食+主菜)にコールスローサラダ(副菜)、野菜スープ(副菜)を添えると良いでしょう。

夕食の献立例

夕食は1日の疲れを癒し、体を修復するための食事です。エネルギーの消費が少ない夜間に向けて、朝・昼に比べると主食を控えめにし、たんぱく質や野菜をしっかり摂るのがポイントです。

和食であれば、ごはん(主食)、豚の生姜焼き(主菜)、きんぴらごぼう(副菜)、冷奴(主菜)、具だくさん味噌汁(副菜)。中華であれば、ごはん(主食)、麻婆豆腐(主菜)、チンゲン菜の中華炒め(副菜)、わかめスープ(副菜)といった献立がおすすめです。

お弁当にも主食・主菜・副菜を取り入れる

毎日のお弁当作りでも、主食・主菜・副菜の考え方を活用できます。弁当箱を上から見たとき、主食・主菜・副菜が3:1:2の割合になるように詰めると、自然とバランスの良い弁当になるとされています。

主菜としてはハンバーグ、唐揚げ、焼き魚、卵焼きなど、冷めても美味しく食べられるものを選びます。副菜には、きんぴらごぼう、ブロッコリーのおひたし、にんじんのグラッセ、ミニトマトなど、彩りを意識した野菜料理を添えましょう。

前日の夕食で多めに作った副菜を翌日の弁当に入れると、効率的に準備ができます。作り置きおかずを活用することで、忙しい朝でも栄養バランスの整ったお弁当を用意することが可能になります。

お弁当

主食・主菜・副菜を英語で表現すると

海外の方に日本の食文化を説明する機会や、英語のレシピを読む際に役立つ英語表現も確認しておきましょう。

主食は英語で「staple food」と表現されます。「staple」は「主要な」という意味の形容詞で、その国や地域で主に食べられている基本的な食べ物を指します。日本では米、欧米ではパンやじゃがいもがstaple foodに該当します。

主菜は「main dish」や「entrée(アントレ)」と呼ばれます。アメリカでは「entrée」がメインディッシュを指しますが、フランスやイギリスでは前菜を意味することがあるため注意が必要です。

副菜は「side dish」と表現されます。メイン料理に添えられるサラダや野菜料理などを広く指す言葉です。

まとめ

主食・主菜・副菜は、栄養バランスの整った食事を組み立てるための基本的な考え方です。主食は炭水化物によるエネルギー供給、主菜はたんぱく質による体づくり、副菜はビタミン・ミネラル・食物繊維による体調管理という、それぞれ異なる役割を担っています。

この3つを毎食そろえ、さらに乳製品と果物を加えることで、必要な栄養素をバランスよく摂取できます。献立作りでは、まず主菜から決めて副菜とのバランスを考え、完璧を目指しすぎず継続することが大切です。

朝食・昼食・夕食それぞれの特性に合わせた献立を意識し、外食やお弁当でも主食・主菜・副菜の視点を持つことで、毎日の食生活が着実に改善されていくでしょう。今日から1食ずつ、主食・主菜・副菜がそろっているか確認することから始めてみてください。

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