人生のパフォーマンスを上げる整体
コラム
健康寿命の定義
平均寿命との違いと延ばす5つの方法を解説
目次
▼この記事の監修者
田中拓也(たなか たくや)
柔道整復師(国家資格)
整形外科クリニックでの勤務を経て、CUREPROグループに参画。CUREPRO吉川美南店所属。医療現場で培った身体評価の知見と整体技術を組み合わせた施術を提供している。
「健康寿命と平均寿命って何が違うの?」「日本人の健康寿命はどれくらい?」「健康寿命を延ばすにはどうすれば?」「介護を受けずに長生きしたい」──こうした疑問や願いを持つ方は多いはずです。

高齢化が進む日本では、単に長生きするだけでなく、健康で自立した生活を送れる期間の長さが重要視されるようになっています。日本人の平均寿命と健康寿命の差は、男性で約8.5年、女性で約11.6年。この期間は、介護や医療を必要とする可能性のある「不健康な期間」を意味します。
本記事では、整体院・整骨院10店舗を持つCUREPROの柔道整復師が、健康寿命のWHO・厚生労働省の定義、平均寿命との違い、最新データ、健康寿命を延ばす5つの方法、整体での身体メンテナンスまで、自立した生活を長く続けるための知識を詳しく解説します。
※本記事の特徴:厚生労働省・WHOの公式データを踏まえつつ、整体院で日々高齢の方の身体を見ている柔道整復師の視点から、「身体のメンテナンスが健康寿命を延ばす」という実践的な視点を加えて解説します。
平均寿命と健康寿命は、どちらも寿命に関する指標ですが、意味する内容は大きく異なります。
| 指標 | 定義 | 2024年データ(男性) | 2024年データ(女性) |
|---|---|---|---|
| 平均寿命 | 0歳の時点で何歳まで生きられるか | 81.09歳 | 87.13歳 |
| 健康寿命 | 健康上の問題で日常生活が制限されない期間 | 72.57歳 (2022年) |
75.45歳 (2022年) |
※平均寿命:厚生労働省「令和6年簡易生命表」(2024年) ※健康寿命:厚生労働省「健康寿命の令和4年値について」(2022年・3年ごとに発表)
最新データによると、平均寿命と健康寿命の差は以下のとおりです。
| 性別 | 平均寿命と健康寿命の差 | 意味 |
|---|---|---|
| 男性 | 約8.5年 | 介護や医療を必要とする可能性のある期間 |
| 女性 | 約11.6年 | 同上(男性より長い傾向) |
この差は「不健康な期間」とも呼ばれ、日常生活に何らかの制限がある状態で過ごす期間を意味します。個人にとってはQOL(生活の質)の低下、社会全体としては医療費・介護費の増大という課題につながっています。
健康寿命には男女差があり、女性の方が平均寿命は長いものの、平均寿命と健康寿命の差も大きい傾向があります。
女性に不健康な期間が長い理由として、以下の要因が挙げられます。
| 女性の健康寿命に影響する要因 | 具体的な疾患 |
|---|---|
| 骨粗しょう症 | 閉経後のエストロゲン低下による骨密度減少 |
| 骨折・転倒 | 大腿骨頸部骨折・脊椎圧迫骨折など |
| 関節疾患 | 変形性膝関節症・変形性股関節症など |
健康寿命が短く、不健康な期間が長くなると、さまざまな問題が生じます。
| 影響レベル | 具体的な問題 |
|---|---|
| ①個人 | QOL(生活の質)低下・経済的負担・行動制限・精神的苦痛 |
| ②家族 | 介護負担・介護離職・介護疲れ・家族関係の悪化 |
| ③社会 | 医療費・介護費の増大・社会保障制度の持続性悪化 |
厚生労働省のデータによると、日常生活が制限されてしまう主な原因は以下のとおりです。
| 日常生活制限の原因 | 関連する身体の状態 |
|---|---|
| 脳血管疾患 | 脳卒中による麻痺・後遺症 |
| 認知症 | 記憶力・判断力の低下 |
| 高齢による衰弱(フレイル) | 筋力低下・体力低下 |
| 関節疾患 | 変形性関節症・腰痛・肩こり |
| 骨折・転倒 | 骨密度低下・筋力低下 |
関節疾患・骨折・転倒は、整体院での日常的なケアで予防・改善が可能な分野です。

健康寿命を延ばすためには、日々の生活習慣を見直すことが大切です。CUREPROがおすすめする5つの方法を紹介します。
| 健康寿命を延ばす5つの方法 | 期待できる効果 |
|---|---|
| ①運動習慣を身につける | 筋力維持・心肺機能向上・転倒予防 |
| ②食生活を見直す | 生活習慣病予防・骨粗しょう症予防 |
| ③社会とのつながりを保つ | 認知機能維持・うつ予防 |
| ④定期的な健康診断を受ける | 病気の早期発見・早期治療 |
| ⑤身体のメンテナンスを行う | 骨格バランス・関節可動域維持 |
適度な運動は、健康寿命を延ばすための最も効果的な方法の一つです。ウォーキングやストレッチなどの軽い運動でも、継続することで筋力の維持や心肺機能の向上が期待できます。
特に高齢期においては、フレイル(虚弱)予防の観点から運動が重要視されています。筋力が低下すると転倒・骨折のリスクが高まり、要介護状態につながりやすくなるためです。
| 推奨される運動 | 頻度・時間 |
|---|---|
| ウォーキング | 1日30分・週5日が目安 |
| ストレッチ | 毎日10分程度 |
| 筋力トレーニング | 週2〜3回・無理のない範囲で |
▶ 健康ウォーキングの効果とは?正しい歩き方と1日の目安歩数を解説
栄養バランスの取れた食事は、健康の基盤となります。特に高齢期には、たんぱく質の摂取が重要視されています。筋肉量を維持するために、肉、魚、卵、大豆製品などをしっかり摂取しましょう。
| 高齢期に重要な栄養素 | 主な働き | 含まれる食品 |
|---|---|---|
| たんぱく質 | 筋肉の維持・フレイル予防 | 肉・魚・卵・大豆製品 |
| カルシウム | 骨密度維持・骨折予防 | 乳製品・小魚・小松菜 |
| ビタミンD | カルシウム吸収促進 | 魚類・きのこ・日光浴 |
| 食物繊維 | 腸内環境改善・生活習慣病予防 | 野菜・きのこ・海藻 |
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健康寿命には、身体的な健康だけでなく、精神的・社会的な健康も関係しています。社会とのつながりが薄れ、孤立した生活を送ることは、認知機能の低下やうつ状態のリスクを高めることがわかっています。
| 社会的つながりの例 | 期待される効果 |
|---|---|
| 趣味のサークル | 生きがい・楽しみの維持 |
| 地域のボランティア | 社会的役割の維持 |
| 友人・家族との交流 | 精神的安定・認知機能維持 |
病気の早期発見・早期治療は、健康寿命を延ばすための重要なポイントです。自覚症状がなくても、定期的に健康診断や人間ドックを受けることで、病気を早い段階で見つけることができます。
生活習慣病は初期には症状が出にくいため、健診で異常が見つかった場合は放置せず、医療機関を受診することが大切です。
健康寿命を延ばすうえで見落とされがちなのが、「身体のメンテナンス」です。日常生活で蓄積された骨格の歪みや筋肉の緊張を放置すると、関節疾患や腰痛・肩こりの慢性化、転倒リスクの増加につながります。
| 身体メンテナンスの方法 | 期待できる効果 |
|---|---|
| 整体での骨格調整 | 姿勢改善・関節負担軽減 |
| 毎日のストレッチ | 柔軟性維持・血行促進 |
| 姿勢の見直し | 慢性痛予防・転倒予防 |

CUREPROでは、健康的な生活を支える4つの柱として、「食事・睡眠・運動・整体」を位置づけています。
| 健康の4本柱 | 健康寿命延伸への貢献 |
|---|---|
| ①食事 | 栄養バランス・生活習慣病予防 |
| ②睡眠 | 身体回復・認知機能維持 |
| ③運動 | 筋力維持・転倒予防 |
| ④整体 | 骨格バランス・関節可動域維持 |
整体は「第4の生活習慣」として、健康寿命の延伸に大きく貢献します。骨格バランスを整えることで、関節への負担を減らし、転倒リスクを下げ、慢性痛を予防できます。
▶ 健康的な生活習慣とは|10の習慣と続けるコツ・整体という第4の生活習慣を解説
▶ CUREPROの整体とは?骨格から変える施術と他院との違い
Q. 健康寿命とは何ですか?
健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことです。介護を必要とせず、自立して健康的に暮らせる年齢までの期間を指します。厚生労働省は「日常生活に制限のない期間の平均」と定義しています。
Q. 健康寿命と平均寿命の違いは?
平均寿命は0歳の時点で何歳まで生きられるかを示す統計。健康寿命は健康で自立した生活を送れる期間です。日本人では平均寿命と健康寿命の差は男性で約8.5年、女性で約11.6年あります。
Q. 日本人の健康寿命は何歳ですか?
最新(2022年)データでは、男性72.57歳、女性75.45歳です。世界的にもトップクラスの健康寿命を誇っています。
Q. 健康寿命と平均寿命の差は何を意味しますか?
この差は「不健康な期間」と呼ばれ、日常生活に何らかの制限がある状態で過ごす期間を意味します。介護が必要な状態や、病気の治療を受けながら生活する状態などが含まれます。
Q. 健康寿命を延ばすには何が大切?
①運動習慣、②食生活の見直し、③社会とのつながり、④定期的な健康診断、⑤身体のメンテナンスの5つが基本です。CUREPROでは、これに加えて「整体での骨格調整」を推奨しています。
Q. なぜ女性の方が不健康な期間が長いのですか?
閉経後のエストロゲン低下による骨粗しょう症、骨折・転倒のリスクの高さ、関節疾患の罹患率の高さなどが影響しています。女性は早めの骨密度検査や、関節ケアが特に重要です。
Q. フレイルとは何ですか?
加齢に伴って心身の機能が低下した状態のことです。筋力低下・体力低下・社会的孤立などが含まれ、要介護状態の前段階とされています。フレイル予防には、運動・食事・社会参加が重要です。
Q. 整体は健康寿命に役立ちますか?
はい、大いに役立ちます。整体で骨格バランスを整えることで、関節への負担を減らし、慢性痛・転倒リスクを下げられます。日常生活制限の主要因である「関節疾患・骨折・転倒」を予防できる点で、健康寿命延伸に貢献します。
Q. 何歳から健康寿命を意識すれば良いですか?
40代・50代からの意識づけが理想ですが、何歳からでも遅くはありません。20〜30代で骨量のピークに達するので若いうちからの蓄積も重要ですが、中高年期からでも生活習慣の改善で健康寿命を延ばせます。
Q. 健康寿命に関する国の取り組みは?
国は「健康日本21(第三次)」を推進中です。健康寿命の延伸と健康格差の縮小を最大の目標として掲げ、生活習慣病の発症予防や重症化予防、社会環境の質の向上に取り組んでいます。
健康寿命について、定義から平均寿命との違い、日本の現状、延ばす5つの方法まで、柔道整復師の視点で解説しました。
健康寿命の基本
健康寿命を延ばす5つの方法
CUREPROからの提案:「健康の4本柱」
健康寿命を意識した生活は、いつから始めても遅くはありません。今日からできることを一つずつ実践し、健康で自立した生活をできるだけ長く続けていきましょう。
「将来の健康のために身体のメンテナンスを始めたい」「関節の痛みや姿勢の歪みが気になる」という方は、ぜひ一度CUREPROにご相談ください。「人生のパフォーマンスを上げる整体」をコンセプトに、骨格調整と生活習慣指導の両面から健康寿命の延伸をサポートします。首都圏10店舗ネットワークでお待ちしています。
田中拓也(たなか たくや) 柔道整復師(国家資格)
整形外科クリニックでの勤務を経て、CUREPROグループに参画。CUREPRO吉川美南店所属。
医療現場で培った身体評価の知見と整体技術を組み合わせた施術を提供している。整体を「食事・睡眠・運動と並ぶ第4の生活習慣」として位置づけるCUREPROの考え方に共感し、生活習慣の改善と身体のメンテナンスの両面から患者さんの根本改善に取り組んでいる。
所属するCUREPROグループは、首都圏(埼玉・東京・千葉)で整体院・整骨院を10店舗展開。「人生のパフォーマンスを上げる整体」をコンセプトに、骨格矯正と生活習慣指導の両面から根本改善を目指している。
▶ CUREPROの整体とは?骨格から変える施術と他院との違い
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