自律神経は、心拍、呼吸、体温、消化などを自動的に調整しています。動悸やめまい、疲労感をすべて自律神経の乱れと決めつけず、続く症状や強い症状は医療機関で確認することが大切です。
この記事では、自律神経に関係し得る症状と背景、睡眠・運動・休息の整え方、早めに受診したいサインを解説します。
自律神経の働き
自律神経は、心拍、血圧、呼吸、体温、消化などを意識せず調整する神経系です。交感神経と副交感神経が状況に応じて働きます。どちらか一方を常に高めることが健康というわけではありません。
自律神経の乱れと呼ばれやすい症状
動悸、めまい、頭痛、胃腸の不調、発汗、疲労感、寝つきの悪さなどが挙げられます。ただし、これらは貧血、甲状腺の病気、心臓や耳の病気、薬の影響などでも起こります。症状だけで原因を決めつけないことが重要です。
生活の中で見直せること
- 起床時刻を大きく変えない
- 朝に光を浴び、日中に無理のない身体活動を行う
- 食事を極端に抜かない
- 就寝前の飲酒やカフェイン、画面を見る時間を見直す
- 短い休憩と呼吸を取り入れる
すべてを同時に変える必要はありません。症状の出た時刻、睡眠、食事、月経、服薬などを記録すると、受診時にも役立ちます。
整体でできることと限界
整体は、首や肩の張り、身体を動かしにくい感覚などを確認し、休息や運動を取り入れやすくする支援はできます。一方、整体で自律神経の病気を診断・治療したり、数回の施術で『整う』と保証したりすることはできません。
医療機関へ相談する目安
症状が数週間続く、仕事や睡眠に影響する、体重変化や発熱を伴う場合は内科などへ相談します。胸痛、失神、強い息苦しさ、片側の手足の動かしにくさ、ろれつの回りにくさがある場合は速やかに救急要請を検討してください。